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スーパー食材「大根おろし」の効能

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いまが旬の野菜といえば「大根」。おでんやぶり大根、そして大根おろしをたっぷり使った“雪見鍋”など、冬の定番料理に欠かせない野菜だが、これからのシーズンは特に、大根を意識して食べることが健康につながるのだとか……? 

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「忘年会や新年会で、食べ過ぎ・飲み過ぎが増える年末年始は大根を“大根おろし”にして、積極的に摂ることをおススメします」

そう話してくれたのは、管理栄養士で国際薬膳食育師の高下容子さん。生の大根には、デンプン、タンパク質、脂肪を分解する「ジアスターゼ」「プロテアーゼ」「リパーゼ」という消化酵素が豊富に含まれており、二日酔いや胸焼け、胃もたれなどに効果があるという。

「これらの消化酵素は熱に弱いので、大根おろしにして生で食べるのが最適なんです。また、大根はすりおろすことで辛み成分のイソチオシアネートが生成されます。イソチオシアネートには優れた抗酸化作用があり、また血流が良くなるので代謝アップも期待できますよ」(高下さん)

スーパーには半分に切られた大根も並んでいるとはいえ、使い切れる自信のない一人暮らしの男性もいるかもしれない。そのまま冷凍すると食感が悪くなってしまう大根だが、大根おろしにすれば冷凍保存もOKなのだそう。

「すりおろしてから時間が経つと、酵素や栄養素が失われてしまうので、すりおろしたらすぐに食べるか、食品保存袋に入れて冷凍しましょう。すりおろす時のポイントは、皮も一緒にすりおろすこと。大根の皮には毛細血管を強化するビタミンPやビタミンCが含まれているからです。また、おろす時に出る汁にも栄養が含まれているので捨てないこと。大根おろしは焼き魚や天ぷら、卵焼きの付け合わせでおなじみですが、酢の物に入れたり、納豆と和えたりしてもおいしくいただけます」(高下さん)

甘みが増す冬の大根。大根おろしもいいが、煮物でも食べたくなってしまう…。

「消化酵素は失われますが、食物繊維、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれているのも大根の優れたところです。大根を煮物に使うなら、生の大根を天日干ししてみてはいかがでしょう? 大根を輪切りや半月切りにしてザルに並べ、日当たりの良いところで水分が軽く飛ぶ程度干すだけでも、甘みがグンと増して栄養素も増えますよ」(高下さん)

天日干しした大根は保存も利くと高下さん。冬の常備菜は大根に決まり?
(成田敏史/verb)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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