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1日5分「モンテーニュ」がグーッと身近になる哲学入門

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J-WAVE平日(月〜木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「NESCAFÉ MEET AT BOOK CAFÉ」。
12月15日のオンエアでは、ブック・ディレクターの幅允孝さんが、
今おすすめの新書を紹介しました。

ブック・ディレクターであり、選書集団「BACH」の代表でもある幅允孝さんが今、
おすすめする本は『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』です。
モンテーニュと言えば、フランスのルネサンスを代表する哲学者であり、
モラリストとしても知られています。実のところ、
哲学と聞くだけでアレルギー反応を起こす人も多いと思いますが……。

「ギューッとモンテーニュの言葉に、今の僕らがフォーカスできるところが、
すごく面白い本だと思います。言葉が言葉だけで終わっていなくて、
ちゃんと、僕らの日々の生活に作用するものとして聞かせてくれるから、
もちろん寝る前に読んでふわーんと眠っていくのもいいんですけど、
意外にこれ、朝とか読んでシャキッとするのもいいかもしれないと思います」(幅さん)。

実はこの本の内容は、もともとフランスのラジオ番組で紹介していたというもの。
「夕食前にアペリティフをチビチビやりながら聞くぐらいの、そういうモンテーニュの紹介もいいんじゃない?」
というノリの企画で始まった番組なのだそう。だからこそ、簡潔でいて、心に響きやすいのでしょうね。
本国フランスでは、このラジオ番組は大人気で、本書も20万部以上の大ヒットとなっているのだそうです。

「この本の著者であるアントワーヌ・コンパニョンさんは洒脱な方で、
ただ名言を引用するだけではなく、現代の我々はそれをどういうような姿勢で、
その言葉を聞くことができるのかということまで、丁寧に説明しています。
それでいて、本のタイトル通り、一つの言葉につき約5分で読み終える内容になっています」(幅さん)

コンパニョンさんという著者のフィルターを通すことで、
先人の言葉が現代の私たちの生活に生きてくるわけですね。
幅さんの言葉で言うと、「いい望遠レンズが付いているモンテーニュみたいな感じ」なのだとか。

年末年始の帰省や旅行バッグに1冊忍ばせて、1日5分、
自分を見つめ直す時間をもってみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

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