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「最近のビジネス・モデルはオープンではない」テイラー・スウィフトが辛口スピーチ

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先週の金曜日(12月12日)、ニューヨークのウォール・ストリートで、音楽界の女性アーティストを称える、ビルボード・ウーマン・イン・ミュージック2014が開催された。ニューヨークの新聞ニューヨーク・ポストが伝えた。

音楽業界誌ビルボードが主催するイベント。1年間で最も活躍した女性アーティストに贈られる「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」にテイラー・スウィフトが選ばれた。イベントに出席したテイラー・スウィフトは、ビヨンセやアレサ・フランクリン、アリアナ・グランデやイギー・アゼリアを前にして辛口のスピーチをした。

「この1年間、私はソングライターとして、音楽のクリエイターとして、また女性実業家として頑張ってきた。私は『変化や前進』に対してはオープンのつもりだ。しかし最近起こっている(音楽の)経済的なビジネス・モデルにはオープン(寛容)ではない。私達は音楽の世界に飛び込む若い世代に教える事が出来る。あなた達が素晴らしい作品を作ったら、ファンは聴いてくれる。あなた達はアルバムに全力を傾ける。そうしたらファンはアルバムを買ってくれるのです」

今年(2014年)7月にテイラー・スウィフトは、定額制音楽ストリーミング・サービスのスポティファイ他に不満を述べていた。「海賊行為、ファイル・シェアリングやストリーミングは、正規のアルバム・セールスに多大なダメージを与えている」と主張。結果テイラー・スウィフトはニュー・アルバム「1989」を含む全ての作品をスポティファイから引きあげた。その結果かどうか、「1989」はもうすぐ300万枚のセールスに達しようとしている。

価値のあるものにはお金を払ってくださいとテイラー・スウィフトは言う。業界誌ヒッツによると、定額制音楽ストリーミング・サービスで、ストリーミングされた音源のうち、実際使用料が払われているのは10%にも満たないという。アルバム「1989」の発売1週間の売り上げは約14億円だった。それに比べ、スポティファイから昨年(2013年)1年間にテイラー・スウィフトに支払われた全音源使用料は6000万円にも満たなかったという。

スポティファイやビーツ・ミュージックといった定額制音楽ストリーミング・サービスは「フリーミアム」と呼ばれるビジネス・モデル。基本的なサービスは無料で提供し(広告が入る)、さらに広告の入らない、より多くの機能を備えたサービスは定額料金を課金する仕組みだ。テイラー・スウィフトの非難。ビーツ・ミュージックを買収し、来年(2015年)春、新たな定額制音楽ストリーミング・サービスを始めるアップルの動向が注目される。

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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