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「コーヒーは胃に悪い」は勘違い!

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もともと大のコーヒー党ゆえ、仕事をしながらブラックで何杯もおかわりをしてしまう筆者。繁忙期のストレスと相まって、さぞ胃に大きな負担がかかっているだろうな…と不安を感じつつも、なかなかやめることができない。

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コーヒーが胃に悪いとはよく聞く話。やはり、胃炎や胃潰瘍になる前に自重すべきなのだろうか? 新宿ライフクリニックの須田隆興先生に相談してみた。

「コーヒーの飲み過ぎが胃炎や胃潰瘍の原因になる、というのはとても可能性が低いと思われます。医学的には現在、これらの病気の原因は細菌感染が主流と考えられています。その因子の筆頭格と目されているのが、有名なヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)ですね。胃潰瘍患者の9割以上がピロリ菌検査で陽性反応を示したというデータもあるほどです」

胃の好不調というのは、胃を攻撃する因子と守る因子のバランスの問題なのだと、須田先生は解説する。“守”より“攻”が勝れば、胃はやられてしまう。その攻撃因子の筆頭がピロリ菌というわけだ。

その点、胃酸の分泌を促す働きを持つカフェインは、食後には消化を助ける味方となるもの。つまり、胃を“守る因子”といえるのだ。ただし、空腹時や、すでに胃炎や胃潰瘍を患っている場合は、それが負荷にもなり得るので注意が必要だ。

「ちなみに、ブラックではなくミルクを入れて飲めば胃への負担が少ないと誤解している人も多いようですが、何を加えてもカフェインという成分を摂取していることには変わりありません。また、コーヒーを控えめにして、緑茶や紅茶で代用したとしても、やはりカフェイン摂取という点では同様ですね」

結局、「コーヒーを飲むと胃が荒れる」とはいえないものの、胃の調子が悪ければ、悪影響を受ける恐れもある、ということ。自身の健康状態を見極めながら、適切な摂取量で楽しむのがよさそうだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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