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キラキラOLは”野菜版オフィスグリコ”で新鮮野菜を食べる? OFFICE DE YASAIでねらう「農業活性」の展望――KOMPEITO・川岸氏に聞く

キラキラOLは”野菜版オフィスグリコ”で新鮮野菜を食べる? OFFICE DE YASAIでねらう「農業活性」の展望――KOMPEITO・川岸氏に聞く

小腹が空いたときに買える「置き菓子」として、サラリーマンやOLの支持を集める「オフィスグリコ」。常に在庫を補充してくれるうえ、新商品を知る機会にもなり、企業と利用者双方にとってメリットが大きい独自サービスとして定着しつつある。

これと同じようなしくみを「野菜」に応用し、オフィスにハンディサイズの野菜や果物を届ける――。このサービス「OFFICE DE YASAI(オフィス・デ・ヤサイ)」を展開するのが、東京・渋谷区に本社を置くKOMPEITO(コンペイトウ)社だ。

2014年11月にはマヨネーズ大手・キユーピー社と事業提携を締結し、約5000万円を資金調達した。生産者のチャネル拡大や素材調達、商品開発などで協力するという。このユニークなビジネスはどのように生まれ、どのように成長していくのか。代表取締役の川岸亮造氏に話を聞いた。
冷蔵庫は無料レンタル。地元でしか流通しない「ミニマンゴー」も

――「オフィスに野菜を届ける」という発想は、どこから生まれたのでしょうか?

川岸:当社はもともと「農業活性」や「地域活性」を目指して2012年に起業しました。最初は野菜の個人宅配や直接販売などを事業にしていたのですが、農家から野菜を送るための送料は、実は1セット分も5セット分もそれほど変わらないんです。じゃあ「5セット分を消費できるほど人が集まっているところはどこか?」と考え、企業に目をつけました。

当初はオフィスで野菜セットを共同購入してもらい、各自で必要な野菜を持ち帰れるようなサービスをイメージしていたんです。ただ、調査を進めていく中で「オフィスで食べたい」という声をいただいて、起業して1年弱で今のサービスの原型ができました。

――農家から、どのように野菜をオフィスまで届けているのですか?

川岸:配達した野菜をそのまま食べていただくために、生産者が収穫したのち、専用拠点で洗浄・殺菌し、パッキングしています。それを当社のデポに送り、そこから企業に無料でレンタルしている冷蔵庫に週1~2回運びます。運搬は、配送員が電動自転車で運んでいます。提携農家は40ほどで、配送先は東京都を中心に約200拠点。毎週150パックずつ配送しても、すぐに冷蔵庫から野菜がなくなってしまう会社もあります。

料金プランは3つで、オフィスグリコのように個々の商品代を社員が支払う「イージープラン」のほか、会社と社員で代金を分け合う「シェアプラン」や、会社がすべて負担してくれる「ハッピープラン」を採用する会社もあります。

――どんな商品に人気があるのですか?

川岸:きゅうりやミニトマトといった、食べ方のイメージが湧きやすいものですね。価格は1パック100円~200円程度(商品によっては300円)です。「珍しい」と喜ばれたのは、5センチくらいのミニマンゴー。受粉しなかった無核のマンゴーですが、産地(前回提供した時は沖縄が産地でした)でしか売られておらず、甘くて美味しいです。あとは小ナスも、「食べてみると意外と美味しかった」という声を頂いていますね。レンジで温めて「ナス味噌」として食べていただきました。調味料やソースも、冷蔵庫の上に置いていますよ。

最近では、イタリア野菜もラインナップに追加しました。セロリのような「スティッキオ」、ブロッコリーの仲間の「スティックセニョール」など…。珍しい野菜も、食べ方をイメージしてもらえれば試してもらえるので、色々とラインナップを増やせればと思っています。
導入が多いのは「ITベンチャー」と「外資系企業」

――新しいビジネスモデルを確立するまでには、苦労があったと思います。

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