清川あさみが語る原宿「街中がレディーガガだし、きゃりーちゃんだった」

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清川あさみが語る原宿「街中がレディーガガだし、きゃりーちゃんだった」
J-WAVE日曜夜の番組「TOKYO NEWEDGE」(ナビゲーター:秋元梢)。11月30日のオンエアでは、アーティストの清川あさみさんが登場しました。

写真にアートを施す「美女採取」で有名な清川さん。写真に刺繍を施すきっかけは、文化服装学院に通っていた頃。油絵などで表現方法を模索していたそうなのですが、「たまたま写真の上に刺繍糸が乗っかっているのを見て、縫ってしまおうと思ったこと」だと話します。「針を写真に通すことによって、激しさと温もりと冷たさが一気に実感できる作風だなと思って」(清川さん)。

写真に刺繍を施すことで、平面の写真が立体になり、さらに1点ものの作品に昇華したわけですね。「文化服装学院に通っていたのにファッションの道には進まなかったんですね?」という秋元さんの問いには、「みんなと同じことをするのが苦手のようで。みんながミシンを踏み出すと踏みたくなくなってしまうというか。ヨーイ、ドン! で逆走したいタイプなんですよね。きっと」と話しました。

そんな清川さんが現在開催中の個展「TOKYO モンスター」。奇抜なファッションに身を包んだ若者たちのストリートスナップを集めた写真誌『FRUiTS』のスナップ写真の顔に、刺繍を施した作品が展示されています。清川さんによれば「3〜4年近く温めてきた企画」で、90年代の原宿のファッションカルチャーを振り返る同展。当時は「街中がレディーガガだし、きゃりーちゃんだった。そのときの風景がすごくアートだなって思った」と清川さん。

「今は情報化社会で、ネットで見て情報をインプットすることで自分を大きくみせる人が多いと思う。だけど、この時代のモンスター(若者たち)は、自分で選んだ服で全く人と違う服装をしたい人たちで、自分の体を使って情報を発信しているような。それによってファッションを楽しんで、自分を楽しんで、コンプレックスも解消して……。そのときの風景をアートにしたいなと思ったことがきっかけなんですよね」(清川さん)

「美女採取」とは全く違った作風になったという同展。渋谷パルコで12月15日までの開催です。

【関連サイト】
「TOKYO NEWEDGE」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/newedge/

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