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「生前の牛について書いたカード」を掲示する焼肉店……その意図は?

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 東京や大阪で店舗を展開している焼肉店「薩摩 牛の蔵」が来店者に提供している、生前の牛のデータを書いたカードがネット上で話題だ。

 カードには牛の等級といった肉自体にまつわる情報のほか、生前はどんな牛だったか、どう育てられたかなどのエピソードが詳しく記載されている。

 これに対して、Twitter上では「これは食べにくいwww」「これはきつい」「食事をする時には、捧げてくれた命やそれを育ててくれた人への感謝は大事だよね」などの声が上がっている。

 この取り組みにはどのような意図があるのだろうか。牛の蔵を運営する株式会社アンドワークスの担当者に話を聞いた。

 担当者によると「弊社は鹿児島にある畜産会社・株式会社カミチクのグループ企業で、生産から販売までのすべてを一貫体制で行っています。牛の蔵はその最終ランナーとして、美味しさだけではなく生産者の想いや情熱も、お客さまにお伝えしていきたいと考えています。その取り組みの一環として、生産者からのコメントをお客さまにご提示しているのです」とのこと。

 さらに、牛について「生産者は一頭の牛を食肉として出荷するまでに約30ヶ月(繁殖から行う場合)もの間、毎日エサをやり、健康管理をし、お客さまに美味しく食べていただき、笑顔になっていただきたいという熱い情熱を持っています。そのため休む間もなく愛情いっぱいに世話をしているのです」と熱い思いを打ち明けた。

 実際にこのカードを見た利用者は「美味しいお肉を育ててくれてありがとうございます! 大切に食べます!」といった反応を示しているそうだ。

 ネット上で話題になっていることに対しては「大きな反響に驚いておりますが、賛否両論たくさんのご意見をいただき、ありがたく思っております」とのこと。

 最後に「人が牛や豚や鶏、魚などを食すこと=命をいただくということです。食肉になるときに一度殺される牛を、粗末に扱ったり食べ残したりするのは牛を二度殺すことと同じ。そんなことがないよう、よりよい状態でお客さまに召し上がっていただくと共に、生産者の想いや情熱を今以上にお客さまにお伝えし、生産者とお客さまとの懸け橋になれるよう精進していきます」と締めくくった。

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