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キュレーションメディア「NewsPicks」が紙の新聞を発行 リアル社会を攻める狙いとは?

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『Gunosy(グノシー)』、『SmartNews(スマートニュース)』、『Antenna(アンテナ)』など、活況を見せるキュレーションメディア界隈。そんな中、「もっと自由な経済紙を」をモットーに掲げる『NewsPicks(ニューズピックス)』が、紙の新聞『NewsPicksPaper』を発行した。

「2015年、世界を面白くする男たち。」と題された特集ページでは、アマゾン創設者のジェフ・ベゾスやACミランの本田圭佑選手を始めとした”大物”インタビューのほか、2015年のビジネスに関する動向、注目を集めそうなキーワードなどがまとめられた記事など盛りだくさんの内容。ニューズピックス有料会員の希望者全員と無料会員100名に郵送し、12月8〜9日の2日間、東京・丸の内、大手町の路上でも配布される。また、SNS上でNewsPicksPaperの拡散に協力した企業に、無料で配布する取り組みを行うという。

ニューズピックス編集長の佐々木紀彦氏はツイッターで、「あくまで実験的なトライになります。好評であれば、定期化も考えてみたいと思っています」とコメント。今回は1回限りの取り組みとのことだが、反響次第では第2号以降を定期発行することも視野に入れているようだ。

しかし、なぜいまさら、ニューズピックスは紙の新聞をつくろうと考えたのだろうか?

そもそも、キュレーションメディア全体から見たニューズピックスの立ち位置は異端だ。今年7月、東洋経済新報社から移籍してきた編集長の佐々木氏は、ビジネス系サイト『東洋経済オンライン』を、月間5500万PVを誇る大メディアにまで育て上げた人物。彼を中心に編集部体制を整え独自に制作した記事も発信、キュレーションだけに頼らない姿勢を打ち出している。

また、グノシー、スマートニュース、アンテナは200万〜500万のユーザーを有し、テレビCMなどでも右肩上がりのユーザー数の多寡を争っている。しかし、ニューズピックスはそうしたユーザー数争いに参戦することなく、ユーザー数自体を非公表としている。さらに、広告収入ではなく有料会員によるマネタイズ(収益化)を目指している点も、他社とは大きく異なる。

この12月には八重洲ブックセンター・本店、丸善・丸の内店で、「NewsPicksが選ぶビジネス書」コーナーを期間限定で設けるといった、リアルな場へ進出する取り組みを行っている。「編集力」を磨き、メディアとしてのクオリティ向上を図るニューズピックス。ネット、そしてリアル社会でどのような展開を見せていくのか、今後も注目したい。

■参照リンク
NewsPicksが紙の新聞を創ります。
https://newspicks.com/paper/

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