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保湿&快眠には保湿機が有効!? 「どこでも眠れます」という人ほどアブない“かくれ不眠”とは

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気温が下がる冬になって悩ましいのが、眠る時の温度や湿度調節。暖房をつけっぱなしにすると乾燥しすぎてしまうし、かといって切っておくと寒くて目が醒めてしまう……。そういった対策として、保湿機を使っている人も多いのではないでしょうか。

パーソナル保湿機『SH-JX1』を技術協力し共同で発売した三菱電機とオムロン ヘルスケアが2014年11月7日から11月10日に1000人を対象に実施したインターネット調査によると、睡眠中に乾燥が気になる季節として63.4%の人が「冬」を挙げ、喉や鼻の痛みを覚えたり、風邪をひきやすくなったり、乾燥肌になるとった影響に悩まされる人が多いという結果に。また、7割以上の人が何らかの乾燥対策をしており、「就寝前に水分を摂取する」(29.7%)に次いで「加湿器をつける」(27.7%)という答えになっています。とはいえ、湿度がどれほど重要なのかピンとこないという人も少なくないのではないでしょうか。

そんな睡眠と保湿との関係について、三菱電機とオムロン ヘルスケアが有識者を招いたセミナーを2014年11月27日に東京・御茶ノ水の“cafe104.5”で開催。そこで“かくれ不眠”という、ちょっと気になるキーワードも登場しています。

前出の調査によると、平均睡眠時間は平日6時間21分、休日7時間16分という結果に。筆者はだいたい4時間前後で、しかも途切れ途切れに目覚めていたりもするので、「みんなそんなに寝ているのか」という感想を持ってしまったのですが、この後ギクリとすることに……。

この日の講師は、杏林大学付属病院精神神経科の古賀良彦教授と、快眠セラピスト・睡眠環境プランナーという肩書きを持つ三橋美穂さん。

睡眠の専門家が集まって2011年に設立された“睡眠改善委員会”の中心的な存在でもある古賀教授は、「日付が変わらないうちに寝て頂く。できれば7時間寝るのが大事」と強調。さらに、“かくれ不眠”について「睡眠がもったいないと考えている人がいる」と、仕事や趣味などのために起きている時間を長く取りたいという人は、睡眠を大事にしていないと指摘します。す、すみません。カンペキに当てはまってます……。

セミナーでは、“かくれ不眠”のチェックリストを紹介。10個以上当てはまった場合は、直ちに病院での不眠治療が必要で、6~7個でも良質な睡眠となっていない可能性が濃厚といいます。

・寝る時間は決まっておらず、毎日ばらばらである
・平日にあまり寝られないため、休日に「寝だめ」をする
・起きた時に「よく寝た」と思えない
・寝つきが悪いことが多い
・夜中に何度か起きてしまうことがある
・思ったよりも早く起きてしまうことがある
・よく昼間に居眠りしてしまうことがある
・集中力が途切れがちで、イライラすることが多い
・最近、面白そうなことがあってもあまりやる気が出ない
・自分は寝なくても大丈夫なほうだ
・眠れないのは異常ではない
・仕事が忙しいと、寝ないで夜遅くまで頑張ってしまう

古賀教授によると、“かくれ不眠”には以下の3タイプがあるとのこと。ひとつは「眠れないことがプライドに思ったりする。起きて仕事をするのが立派だと思っている人ほど当てはまる」(古賀教授)という“自分は大丈夫タイプ”。もうひとつが、大丈夫とは思っていなくても多忙で生活が不規則になっているタイプで、最後が“高ストレスタイプ”。眠れないことで起きている時間の生産性が下がり、さらにストレスになって眠れなくなるというスパイラルに陥っている人を指すそうです。う~ん、身に覚えがあるんですけれど……。

質の良い眠りを研究しているという三橋さんも、「いつでもどこでも眠れますという人は、睡眠不足なだけ。それが原因で集中力がなくなり生産性が落ちるのでは」と“自分は大丈夫タイプ”に対して手厳しく指摘。その上で、「睡眠中の湿度のコントロールが大事。50~60%くらいが一番快適に眠れます」といい、乾燥している環境で眠ると「肌のターンオーバーが充分になされないし、角質が乱れて乾燥肌になりやすい。睡眠時間が取れない人ほどしっかりとした保湿が大事です」と美容にも甚大な影響を及ぼすと発言します。

2014年11月に発売されたパーソナル保湿機『SH-JX1』。2年前より技術協力を開始し、湿度と睡眠との関係を実験で検証。三菱電気がハード面の開発、オムロン ヘルスケアが睡眠と健康のソフト面を担当しており、部屋全体を加湿するのではなく、人を保湿するという発想の快眠アイテムです。

顔だけに適度なスチームを当てることで、結露を抑制。電力消費も従来のスチーム加湿器の1/2で、1リットルのタンク容量で約8時間の運転が可能。静音や手入れのラクさにもこだわっているとのこと。

「良い保湿の状態で睡眠をしていると、途中で起きたり中途覚醒を防ぐことができる。長い睡眠のために保湿を心がけてもらいたい」(古賀教授)、「日本人は眠っている時に無意識すぎる。無意識の時だからこそ眠っている環境に気を配ってもらいたいし、良い睡眠が明日を作ることになります」(三橋さん)と専門家も強調する睡眠時の保湿の重要性。前述の“かくれ不眠”に関しては、“睡眠改善委員会”のサイトでチェック可能なので、身に覚えがあるという人はチェックしてみるのがおススメ。

また、三菱電機とオムロン ヘルスケアは実験結果などをサイト『ねむりラボ』で公開していくとのことなので、詳しい数字に関心あるという方はこちらものぞいてみてはいかがでしょうか。

かくれ不眠ラボ(睡眠改善委員会)
http://www.brainhealth.jp/suimin/ [リンク]

ねむりラボ
http://nemuri-lab.jp/

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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