体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

飛行機レース世界選手権『レッドブル・エアレース』ついに日本開催!グッスマも協力

(この記事は2015年のものです)

11月26日、千葉・幕張のホテルで素晴らしい発表がなされました。レッドブル・エアレースが来年(2015年)5月16・17の両日、千葉市の幕張海浜公園で開催されることになったのです。

【関連:宙にあこがれて-第46回 航空自衛隊創設60周年・航空観閲式2014】

千葉開催を発表するレッドブル・エアレースのエリック・ウルフCEO。左は千葉市の熊谷俊人市長、右は室屋義秀選手

千葉開催を発表するレッドブル・エアレースのエリック・ウルフCEO。左は千葉市の熊谷俊人市長、右は室屋義秀選手

レッドブル・エアレース(Red Bull Air Race World Championship)は、FAI(国際航空連盟)公認の飛行機レース世界選手権。松田未来さんのコミック『SWIFT!』などでよく知られたアメリカのリノ・エアレースは、複数の機体が周回コースを飛びながら順位を競う、自動車でいうところの「インディカーレース」に近いものですが、レッドブル・エアレースは、自動車に例えるなら「ジムカーナ」競技。「エアゲート」と呼ばれる、空気で膨らませた高さ25mのパイロンで設定されたコースを単独で飛行し、そのタイムを競うものです。最初のレースは2003年に開催され、2005年シーズンより世界選手権となりました。

ルールは非常に厳密で、過酷なもの。スタートゲート通過時は200ノット(約370km/h)以下という速度制限が付けられており、各ゲート通過時は定められた高度域で、しかも定められた姿勢でなければなりません。飛行中、機体やパイロットにかかる荷重は、ジェット戦闘機を上回る最大10G。スピードはもちろん、きわめて高度な操縦テクニックが要求されるレースなのです。

参加しているパイロットは、スーパーライセンスを交付された曲技飛行のディスプレイパイロット達。キャリアは様々で、現役のエアラインパイロットや、元戦闘機パイロットなども。いずれも高度な操縦技量を持っています。日本からはアジア人唯一、室屋義秀選手が2009年から参戦しています。

アジア唯一のレッドブル・エアレーサー室屋義秀選手

アジア唯一のレッドブル・エアレーサー室屋義秀選手

百聞は一見にしかずなので、実際のレースを見てもらいましょう。(動画:http://youtu.be/GhsbnFW5qNc
今年(2014年)8月の第5戦、イギリス王室が所有するアスコット競馬場(6月の「ロイヤル・アスコット」開催で有名)で行われたレースです。内馬場から飛行機が飛び立ち、コースを飛び回る様は驚きの一言。

2003年の創設時から注目していた筆者(当時はユルギス・カイリス選手とカービー・チャンブリス選手、ポール・ボノム選手のファン)としては、いつか日本で開催して欲しいと思っていたので、非常に嬉しいニュースでした。

熊谷俊人・千葉市長によると、水面下で開催の打診があったのは昨年(2013年)だったとのこと。2014年に入って正式な話があり、ぜひ開催しようと各職員を鼓舞して、この日の発表会を迎えたそうです。初当選時に史上最年少の市長として話題になり、2期目の今も30代半ばという若さが、開催推進のエネルギーになったのかもしれません。記者発表では、1912(明治45)年、奈良原三次によって千葉市稲毛に開設された、日本初の民間飛行場にも言及していました。

1 2次のページ
おたくま経済新聞の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy