松屋のプレミアム牛めしに「廃止説」? 広報部に確認してみると…

access_time create folder政治・経済・社会
松屋のプレミアム牛めしに「廃止説」? 広報部に確認してみると…

掲示板サイトの2ちゃんねるに2014年11月24日、「【悲報】松屋、プレミアム牛めし廃止wwwwwwww」というスレッドが立った。そこには、とある店頭の貼り紙を撮影した写真がアップされている。

「お客様各位 11月20日(木)10時より、プレミアム牛めしの販売を休止し、牛めし(並290円)の販売を開始致しました。ご理解の程宜しくお願い致します。 松屋店長敬白」

憶測広がる「全店そういう流れなんですかね?」

プレミアム牛めしは、松屋が2014年7月から関東1都6県を中心に約600店舗で販売されているメニュー。旨味を増した「熟成肉」を使用し、木箱に入った「黒七味」がつく。

価格は並盛380円で、従来の牛めしよりも90円高い。「実質値上げだ」という批判もあったが、「その分味は美味しくなった」という評価も少なくなかった。都内に勤務する30代の男性サラリーマンは、

「普段は牛丼を食べないんですが、たまたま食べたプレミアム牛めしは『意外と美味いな』という印象だった。これで90円上がるのは、個人的には納得でしたが…」

と話していた。しかし今回「廃止」というスレッドが立ったことで、ネットには残念がる声もあがっている。

「プレミアム牛丼うまかったのになぁ」
「1度は食っておきたかったな」
「これ全店そういう流れなんですかね?」

あくまで「実験的」なものらしい

今回の「販売休止」は本当なのだろうか? キャリコネニュース編集部が松屋フーズ広報部に話を聞いてみると、20日から休止をしている店舗があるのは本当だという。ただし、販売休止をした店舗数は約10店舗にすぎないそうだ。

「学生街など価格重視の傾向にある店舗で、従来の牛めしに戻しています。ただ、あくまで店舗数を限定した実験的なもので、全店で廃止するということは全くありません」

プレミアム牛めしは、従来の「牛めし」とは併売されていない。関東以外の約350店舗では従来の牛めしが継続して販売されているが、関東でも一部で牛めしを復活させ、売上などを比較するというのが実情のようだ。

あわせてよみたい:すき家「ワンオペ」本当に解消されたの?
 

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. 松屋のプレミアム牛めしに「廃止説」? 広報部に確認してみると…
access_time create folder政治・経済・社会
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。