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誤解は禁物!行き過ぎた「トクホ信仰」に警鐘

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トクホ、「食べれば痩せる、飲んだら痩せる」わけではない

今やダイエットは国民的関心事。医薬品からサプリメント、特定保健用食品(トクホ)などまで、ダイエット関連の市場は年々拡大しています。脂肪燃焼などをサポートする食品や成分は、これまで数多く紹介されてきました。主には、トクホや健康食品に含まれている成分です。唐辛子に配合されているカプサイシン、茶カテキン、コーヒークロロゲン酸、ケルセチン配糖体、難消化性デキストリン、ウーロン茶重合ポリフェノールなど。数え出すとキリがありません。

しかし、多くの人は理解していると思いますが、トクホや健康食品に代表される脂肪燃焼系の食品は「食べれば痩せる、飲んだら痩せる」わけではありません。食品にしても、サプリメントにしても、基本的にそれらを摂取するだけで脂肪がどんどん減っていくということはないのです。もちろん、成分自体にそのような働きがあるので、決して嘘では無いのですが、「その成分が入っている=脂肪燃焼する」というのは、少し極端すぎる気がします。

1kgの脂肪を減らすには7000kcalが必要

仮に、脂肪が減るとしても、1kgの脂肪を減らすには7000kcalが必要です。これは、成人の食事の約4日分ぐらいに相当します。つまり、脂肪を1kg減らすためには、7000kcal燃焼させるための運動をするか、その分のカロリーを消費しないといけないということです。

私も経験がありますが、体重は2~3kgならすぐに減ります。しかし、体脂肪量・体脂肪率を減らすには地道な努力が必要です。体重の減少=脂肪の減少ではないといことも知っておかないといけません。例えば、トクホのお茶を飲んで1kg痩せたとしても、必ずしも脂肪が1kg減ったわけではないということです。

トクホは、脂肪燃焼をしやすいカラダにするためのサポートとして

ですから、トクホや健康食品は、あくまでも脂肪燃焼をしやすいカラダにするためのサポートとして考えておくべきでしょう。脂肪が気になる人は「同じお茶を飲むならトクホに」程度の考えでいた方が良いと思います。

注意したいのが、「ダイエット系のトクホやサプリメントを多く摂取すると痩せる」と勘違いして、お茶などを飲み過ぎてしまったせいで、カフェインや水分を取り過ぎ体調を崩してしまうことです。これでは、本末転倒です。

せっかく、そのような成分を取るのであれば、バランスの良い食事を心がけ、運動をするなどして上手に活用すると、本当の意味でのダイエットサポートにつながると思います。

(早川 弘太/健康コンサルタント)

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