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旅先で、家族に見せるカッコいい自分の背中

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photo credit: Rubem Jr via photopin cc

僕の秘書は嫁とiPhone、どうもまぐにぃです。

玄人の旅人、もしくは旅人見習いの方々は、なぜ旅に出ますか? 改めて聞かれると、なかなか答えるのが難しい質問なのではないでしょうか。

僕の旅はバックパッカーのようなものではなく、家族が一緒のことが多いです。僕がそういった旅に何を求め、何を得て、何を残すのかについて、今日はお話ししたいと思います。

僕が旅に求めるもの

旅に求めるものは様々あれど、僕が最も重要視しているのは家族とのコミュニケーションです。「知らぬ土地での発見や出会い」は刺激的で楽しいですが、あくまで旅の付属品。毎日一緒に住んでいる家族だからこそ、家という箱から飛び出すことで見えてくる、お互いの新しい部分や好みや癖が見える。そういった意味で、旅は僕の人生で重要なファクターです。

苦手なタイプの人間と接するときの仕草(結構重要で面白い部分でもある)、好きなデザインのものを見つけた時の目、コーヒーが足りていない時の必死な足取り、空気が新鮮なところでの声色(場所と空気感で変わる声色を楽しむ)……。あげればキリがないですが、家では絶対に聞けない、見ることのできないものを発見できます。

嫁とは国内ですが様々な場所に旅しました。

奈良は近場で頻繁に行くのですが、鹿にも飽きてしまったので街中をブラブラするのが定番です。以前、嫁の影響で「人」ってすごく大事なんだなと再認識させてもらうことがありました。奈良に行く時必ず寄るお店の、顔なじみの店員さんがいなくなってしまったり、有名店でも接客の様子がイマイチだと入るのを拒む彼女の様子から、「人」を基準に場所や物を判断する姿勢を知りました。これは、奈良に行かなければ分からなかったことです。

「知らぬ土地での刺激や出会い」が新たな一面を発見する為のトリガーとなるわけですね。今まだ0歳の彼女が大きくなって3人で行く旅も、4人に増えてから行く旅も常に勉強なのです。

僕が旅で得るもの

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photo credit: Anirudh Koul via photopin cc

当たり前かと思われるかもしれませんが、旅先では家では味わえない空気や匂いや景色などを感じることができます。海の近くなら海原の景色と匂い、山も街も特有の景色と空気があります。心が大きく優しい気持ちになっていきます。

精神論にはなりますが、旅とは普段より気づかないところで疲れを感じているものです。しかし、その疲れと旅先で得られるものを天秤にかけると、上手くバランスが取れて「疲れが飛んでいく」のです。

何も得られないとき、それは自ら何も得ようとしていないということです。ただ得ると一言で言っても、受動的に何かを得る(行動しない)のではなく、能動的に得なければ(行動する)何も変わりません。つまり旅は広い意味で「動く」ひとこそ楽しむことができるのだと思います。

「得る」なら「差し出す(動く)」という姿勢が必要なのだと僕は思います。

僕が旅の後に残すもの

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photo credit: Werner Kunz via photopin cc

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