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日米野球だけじゃない! 過去にもあった「継投ノーヒットノーラン」

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日米野球だけじゃない! 過去にもあった「継投ノーヒットノーラン」

 11月15日に行われた日米野球第3戦において、日本代表が4投手による継投ノーヒットノーランで勝利を収めたことが話題になっている。この「継投ノーヒッター」には、過去どんな記録があるのか? 野球界の歴史に詳しい『週刊野球太郎』編集部に話を聞いた。

     *   *   *

◎オールスターでの継投ノーヒットノーラン

 今回の形によく似ているのが、1971年のオールスターゲーム第1戦で記録された継投ノーヒットノーランだ。この試合、全セ・リーグの先発は阪神の江夏豊。何を隠そう、あの伝説の「9者連続三振」の大記録が生まれた試合でもあるのだ。そして、3回をパーフェクトに抑えた江夏の快投に引きずられるように、後を受けた渡辺秀武(巨人)、高橋一三(巨人)、水谷寿伸(中日)、小谷正勝(大洋)の4人も全パ・リーグをシャットアウトし、継投によるノーヒットノーランが達成された。

 則本昂大(楽天)が5回をパーフェクトに抑え、その流れに西勇輝(オリックス)、牧田和久(西武)、西野勇士(ロッテ)の3投手が乗ったという意味で、非常に近しいケースといえるのではないだろうか。

◎日本シリーズでの継投ノーヒットノーラン

 近年、もっとも有名な「継投ノーヒットノーラン」といえば、2007年の日本シリーズ、中日vs日本ハムの第5戦で、中日の山井大介と岩瀬仁紀がリレーで日本一を決めた試合が挙げられるだろう。

 この試合では中日の先発・山井が8回までランナーを1人も許さないパーフェクトピッチングを披露。そして、観客もテレビの前の視聴者も、「完全試合で日本一達成」という劇的展開を期待した矢先、最終回の守りで急遽、岩瀬に交代したことで物議を醸した。

 結局、岩瀬も3人で日本ハム打線を退け、継投での完全試合達成、という偉業を成し遂げている。

◎公式戦での継投ノーヒットノーラン

 公式戦での継投ノーヒットノーランは過去に何度か記録されているが、最近の例では2006年4月15日の日本ハムvsソフトバンクで生まれたものが記憶に新しい。

 この試合、日本ハムは八木智哉、武田久、MICHEALの3投手で継投。延長12回までもつれる投手戦となったが、日本ハムがノーヒットノーランを維持したまま勝利を収めている。ちなみに、日本ハムの先発・八木は延長10回までノーヒットノーランを継続しながら途中交代。NPBでは継投でのノーヒットノーランは公式記録とならないのが何とも残念だ。

 ちなみに、MLBでは継投でのノーヒッターも公式記録として認められている。先発投手は完投するものという日本野球に対して、いち早く継投の重要性を認めてきたアメリカ……こんなところで日米の野球観の違いが垣間見えて実に興味深い。

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