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反日って本当?波音と共に暮らす、韓国 釜山の人々の実態と本音

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Photo Credit: Moe Yamamoto

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。TRiPORTライターの山本です。

日本から飛行機で約2時間、ソウルよりも近い韓国第二の都市、釜山。観光客向けのお店が立ち並ぶソウルとは一変し、都会でありながら日本語はほとんど耳に入ってこず、また駅前には日本語の看板もあまり無いため、よりありのままの韓国を感じさせてくれる都市です。

そこで今回は、大都市にも関わらずあまりメジャーな旅先ではない釜山に焦点を合わせてみようと思います。

釜山人は関西人に似ている?!

釜山行の飛行機の中で偶然出会った釜山出身の方がいました。彼によると釜山の人々は「主張が強い点で釜山人と関西人は似ている」「性格は少しぶっきらぼうだけど情熱的である」とのことでした。また現地には日本人はとても少なく、ロシア人が多いそうです。

現地に着き、実際に釜山駅周辺を散歩してみましたが、確かに日本人と思われる人は見られませんでした。現地の人々でさえ、まさか釜山に日本人が居るとは思っていないのか、韓国語で話しかられることが多々ありました。釜山駅周辺には古い建物が並び、活気があるというよりは、落ち着いている印象を受けました。

若者が集う場所、ナンポドン

Photo Credit: Moe Yamamoto (ナンポドンにてビール専門居酒屋)

歩いていて、ふと思いました。「釜山の若者たちは、どこで遊んでいるんだろう?」。

彼らは、釜山のナンポドンエリアに集結します。夕方頃には制服を着た高校生や、飲みにやってきた大学生でにぎわいます。イマドキの流行に合わせた品ぞろえで、とても個性的で可愛く、お洒落なお店が多いです。韓国では数年前にカフェブームが起きてから、カフェの数は日に日に増えているそうで、どこに入るか迷ってしまうほどの数です。

パッピンスというスイーツが韓国では人気ですが、今その人気を超える新たなスイーツが。その名は「ソルビン」という韓国生まれのかき氷! かき氷はかき氷でも食感はフワフワしていてまるで雪のようです。ミルク氷ができており、見た目も雪そのもの。

トッピングはチョコやフルーツ、黄粉まで様々です。筆者はその美味しさに2日連続で食べてしまいました。大阪心斎橋にも初上陸したようなのでチェックしてみてくださいね。

海を近くに感じ育った釜山の人々

Photo Credit: Moe Yamamoto (デジョンデ)

釜山は港町ですから、ビーチは地元民の憩いの場のひとつです。特にデジョンデという街は、海の近くに高層マンションが立ち並び、ゆったりとした雰囲気のある街でした。海洋大学があるので、大学生もたくさん見受けられます。昼間に散歩するにはうってつけの場所です。

また夜に行きたいのがソンドビーチ。釜山出身の友人お墨付きの夜景スポットです。ソンドビーチ沿いには、新鮮な魚介類を堪能できるレストランがたくさんあります。値段もリーズナブルなのでお財布に優しいのがうれしい。夜景を見ながら贅沢な夕食を味わうのもいいかもしれません。

韓国の大学に潜入!

筆者と同世代の大学生も多い釜山。滞在中、ある大学の学園祭を訪れる機会がありました。とはいっても潜入したのは21時で辿り着いた先は、テントの下で宴会をしている学生卓。大勢の韓国人大学生に囲まれ、最初はとても心細かったのですが、お酒の力も味方して少しずつ
打ち解けていきました。

Photo Credit: Moe Yamamoto

なかでも「私、今まで日本の文化や、日本人が大嫌いだったけど、あなたと話して考え方が変わった。あなたのことは大好きよ!」という一言が印象的で、またショックでもありました。そのとき初めて、メディアを通して見ていた「反日」を実感しました。また同時に、人一人の考え方を数十分で変えることができるという喜びと怖さを感じました。

マス向けの情報ではわからないことが、個人レベルのコミニュケーションをとればごまんとあります。「楽しさ」「癒し」だけが旅でないのです。わたしたち一人一人が、おそらく「自分の国代表」という自覚を持つことが旅する際の条件なのかな、と思います。各国に対する先入観は無いと思っていましたが、「先入観は無い」と意識している時点で先入観を抱いているということなのかもしれません。

釜山に足を運ぶことで、偽りのない韓国事情の一面を体験できました。私たちと同じように学校へ行って、毎日過ごしている大学生だって韓国にも日本にも、どこにでもいるものです。グルメやショッピングで終わる単なる楽しい思い出だけではなく、何かを気づかせてくれる旅も、たまには必要なのではないでしょうか。

それではみなさん、Have a safe trip!

*Momoko Yoshida「韓国
*Ryo Kaga「日本を世界を食べ歩き
*KAZ「A Japanese Anthropologist in KOREA 2013

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
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