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日本語は英語の原型を話す集団が日本にたどりついてできた

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 日本語のルーツは未だ多くの謎に包まれている。それを突きとめる旅は、言語学者たちにとって一つのロマンでもある。文明史家の原田実氏がその一端を紹介する。
 
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 言語感覚の鋭さで定評がある作家・清水義範氏に「序文」という短編がある(1986年初出)。これは日本語英語起源説を唱えた学者の著書の序文という形式で日本語起源論異説をパロディ化したものだが、当時の清水氏がご存じなかったであろうことが一つある。
 
 それは日本語英語起源説を大真面目に論じた著書がすでに実在していたことである。それは田口賢三『日本語の謎』(74)である。田口によると英語の原型を話す集団がはるかな古代にペルシャ、インド、中国南部を経てそれぞれの地域の言語に影響を与えながら日本列島までたどりついたのだという。
 
 田口はさらにその英語起源説に基づいて魏志倭人伝を解読し『邪馬台国の発見』(75)『邪馬台国の誕生』(76)を世に問うている(ちなみに結論は邪馬台国大和説)。彼の最新の著書『日本語に潜む英語の謎』が出たのは2000年のことである。
 
日本語英語説 ※田口賢三説による
昼    ヒーリオゥ(太陽の…)

笑う    ラウフ(笑う)

名前    ネイム(名前)

※SAPIO2014年12月号


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