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巨大な荷物を頭に載せた写真集がインパクト大! 作品に込められた深い意味とは?

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 頭の上にいかにも重たそうな荷物を載せて運ぶ人を撮影したフランス人写真家、フロリアン・ド・ラシーさんの写真が人気を集めている。

 作品を集めた写真集『HOW MUCH CAN YOU CARRY ?』は、ド・ラシーさんが世界各地で目にした、巨大な荷物を頭に載せて運ぶ地元民の姿からインスピレーションを受けて生まれた。

 タイトル名には、実際どれくらい頭の上に荷物を積み上げられるかといった直接的な意味だけではなく、ド・ラシーさんが抱えるある思いが含まれている。

 「誰もが面倒を見なければならない家族や財産、伝統といった”運ばなければならない重荷”を背負って生きていると思います。それを表現したかったのです」と打ち明けてくれた。

 撮影は2012年から2013年にわたり、エチオピアやインドネシア、ボリビアなど、世界各国で行われた。京都でも撮影をしたそうで、「日本の人々は伝統に押しつぶされるようにして生きていると感じました。そこでモデルには、着物を入れる箱を頭の上に載せてもらったのです」と当時のエピソードを振り返る。

 それにしてもド・ラシーさんの写真で不思議なのは、人々がボリューム感のある荷物を頭に載せているにもかかわらず、無重力状態のように軽々と支えているように見えること。聞くと、撮影最中はロープで荷物を補助し、後からデジタル加工でロープを消しているのだとか。

 「私も今は人生で最も重たいものを運んでいます。この11月に生まれたばかりの赤ちゃんです」と、ド・ラシーさんはユーモアを交えて語った。『HOW MUCH CAN YOU CARRY ?』はフランス語と英語で出版されている。

●プロフィール
1977年パリ生まれ、在住。2005年にニューヨークのICP(School of the International Center of Photography)を修了したほか、ヨーロッパの大学と専門学校のアート課程を修了。プロの写真家、アーティストとして10年間活動している。

■関連リンク
フロリアン・ド・ラシーさんの公式サイト
フロリアン・ド・ラシーさんのFacebook
『HOW MUCH CAN YOU CARRY ?』紹介ページ

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