O脚は自力で治せる! まっすぐ脚になれる立ち方

access_time create folder生活・趣味

20141112_1

O脚は女性の悩みというイメージだが、近年は脚のかたちが目立つスリムなスーツが流行っており、男性でもO脚に悩む人が増えている。生活習慣や歩き方のクセによって骨が湾曲しているので、「もう一生まっすぐな脚にはなれない」と諦めてしまっている人も多いのではないだろうか。

・腰の痛みや疲れの原因にも
O脚はショートパンツや短めのスカート、スリムなスーツが不格好になってしまうだけではない。O脚だと自覚している方は、普段履いている靴の、靴底のすり減り方を確認してみてほしい。O脚の場合は基本的に外側がすり減っているはずだ。外側がすり減っているということは、重心が左右にぶれやすいということ。O脚が腰の痛みや疲れの原因になっていることも少なくないのだ。

・立ち方を変えればO脚は治る
ファッション的な意味でも、健康的な意味でも、正しい立ち方(歩き方)を身につけて、まっすぐ脚になるに越したことはない。今回は、筆者が姿勢教室で指導している、O脚を改善する立ち方を紹介する。

・O脚を改善する立ち方
1. かかと同士をつけて立つ。つま先はあいだを少し開けて自然に。
2. 足裏全体が地面に着くように意識。かかと、小指の付け根、親指の付け根の3点に均等に体重がしっかりのるようにバランスを調整する。
3. 親指の付け根に重心を移せば完了。コツとしては、おしりの穴をキュッと縮めて引きあげるようにすると、自然と重心が親指のあたりに寄ってくる。

20141112_2

・注意点
ヒザを内側に無理やり寄せないこと。うまくできない人は、つま先のあいだを10〜15cm開けるとやりやすくなる。

・電車通勤時に取り入れよう
電車通勤時や待ち時間などに、この立ち方をすると効果的だ。この立ち方のときの重心を意識して歩くようにすると、日常生活がO脚改善のエクササイズになる。

・楽な姿勢がO脚をつくる
両脚をぴったりくっつけて座るより、多少開いて座ったほうが楽なように、私たちは「楽な姿勢」をとろうとすると、小指側に重心を移動しがちだ。これがまさにO脚をつくる原因なのだが、我慢してしばらくこの重心を続けてみてほしい。

骨の湾曲は治らなくても、自然とひざがベストな位置に寄ってくるので、脚がまっすぐに見えるようになる。もちろん、ショートパンツや短めのスカート、スリムなスーツも着こなせるようになるので、ぜひ今日から始めてみてはどうだろうか。

記事: Buzz+(バズプラス) http://buzz-plus.com
執筆: 篠田洋江

篠田洋江
株式会社Cowalking代表取締役。姿勢教育指導士、健康ウォーキング指導士。姿勢・ウォーキングを学ぶことで身体が改善されたことから現職へ。これまで6000人以上に健康的で美しい姿勢・ウォーキングを指導している。

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. O脚は自力で治せる! まっすぐ脚になれる立ち方
access_time create folder生活・趣味

バズプラスニュース Buzz+

知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。

ウェブサイト: http://buzz-plus.com/

TwitterID: buzzplus_news

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。