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日米野球スパイ大作戦! 野球選手兼CIA……そんな選手が実在した

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 日本シリーズは終わったが、野球の季節はまだ終わらない。来週から始まる8年ぶりの日米野球を楽しみにしているファンも多いのではないだろうか。今年は、ベーブ・ルースが来日した1934年の日米野球からちょうど80年という節目の年にあたる。そんな当時のことを調べてみると、この時の全米チームになんとスパイが紛れ込んでいたという。いったいどういうことなのか。野球の歴史に詳しい『週刊野球太郎』編集部に話を聞いた。

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 1934年の日米野球では、あのベーブ・ルースが来日したことで日本中が熱狂した。また、ルース以外でも「打撃王」ルー・ゲーリッグや、強打者のジミー・フォックスがいたりと、まさに“オールスターチーム”と呼ぶべき錚々たるメンバーが揃っていた。ところが、1人だけ異質な選手が含まれていた。それが、モーリス・モー・バーグだ。彼はボストン・レッドソックスやシカゴ・ホワイトソックスで活躍した捕手であり、紛れもないメジャーリーガーではあるのだが、他のメンバーから見ると、少し見劣り感は否めなかった。

 では、なぜ来日メンバーに選ばれたのか。それは彼が12カ国語を操り、アメリカ中央情報局(CIA)に所属していたスパイだったから、という説があるのだ。

 そもそも、この日米野球が開催された1934年という時代は、1931年に満州事変が起き、1933年には日本が国際連盟を脱退するなど、戦争の足音が近づきつつあった頃。それゆえ、日米間に緊張感が走っていた時期に、アメリカの至宝、ベーブ・ルースをはじめとしたスター軍団が来日したこと自体がおかしい、とする見方もある。

 日米野球、およびルースの来日が実現したのは、日本プロ野球創成期に日米間の交流に尽力した人物として有名な鈴木惣太郎がアポなしでルースのもとを訪ね、ルースのイラストが入った日米野球のポスターを見せて説得したから、と言われている。が、実はアメリカ側には最初からスパイをするのが真の目的だった、とも考えられているのだ。

 実際、モー・バーグは11月29日に大宮で開催された試合を欠場し、1人で16ミリカメラをまわして東京の街並を撮影。そのときの資料が、太平洋戦争時の空襲に利用されたという。

 現代ではある意味、「平和の祭典」ともいえる日米野球。その影にあったエピソードを知ることで、今回の日米野球への興味が増すのではないだろうか。

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