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靴下をはいて寝るのは健康に悪い?

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日に日に夜が冷え込んでいくこの季節。冷え性に悩まされている人にとっては、就寝時の足先の冷えがこたえる時期なのではないか。

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ならば靴下をはいて寝ればいいのだろうが、「靴下をはいて寝ると親の死に目に会えない」なんて迷信もあるし、就寝時の靴下は健康に良くないという説も耳にする。実際、ネット上では「締め付けられて血行が滞る」とか「汗で蒸れることで、かえって気化熱に体温を奪われる」といったまことしやかな噂がいくつも流布しているが、これらは本当なのだろうか?

「一個人としての意見ですが、足先を布で覆っただけのことで、血流が滞ったり全身的な体温調整に異常が生じたりするようなことは考えにくいでしょう。仮に、靴下の締め付けによって足の体温が低下するほどの阻血(そけつ)が生じるなら、靴下は就寝時にかぎらず常時着用をお勧めできない危険なもの、ということになってしまいます」

そう語るのは、新宿ライフクリニックの須田隆興先生だ。かくいう須田先生自身、快適な睡眠を確保するために、冬場は必ず靴下をはいて寝ているのだそう。

では、なぜこうした都市伝説が生まれたのか。肌寒さを感じ始める季節の変わり目は、誰しもコンディションを崩しがちで、ちょうどそのタイミングで着用し始めた夜の靴下が犯人扱いされてしまったのではないだろうか。

「そもそも睡眠の質というのは、体質や条件、環境などによって大きな差が生じるもの。疲労や睡眠不足の度合い、あるいは寝室の騒音環境、その日のアルコール摂取量など、様々な要因によって左右されます。寝起きに感じる不快感の原因を靴下に求めるよりも、もともとの生活サイクルや健康状態を見直すべきでしょう」

寒いと感じるなら、靴下をはいて眠ってOK。自分なりに睡眠の質を向上させるよう工夫してみよう。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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