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見逃しがちな咳や痰が危ない!?

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咳や痰が出たら、すぐに「風邪にかかったかな?」と感じる人も少なくないのでは? しかし、これらの症状が長期的・慢性的に出続けるなら、“COPD(慢性閉塞性肺疾患)”という肺の生活習慣病を疑った方がいいかもしれない。

●注目される肺の生活習慣病とは?

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生活習慣病というと、食生活の乱れからくる症状と思う人も多いかもしれないが、実はそれ以外にもその原因はたくさん! その中で最近世界的にも注目されているのが、肺の生活習慣病“COPD”だ。いったい、どんな病気なのか?

COPDとは、PM2.5や排気ガスなど汚れた大気環境のなかで長期間生活することによって、気管支が炎症を起こし、咳や痰が出やすくなる、ちょっとした運動で息切れしやすくなる、などの症状が慢性的にあらわれるというもの。普段、空気は目に見えるものではないだけに、その汚れを気にする人は少ないが、大気の汚れは確実に肺や気管支をむしばんでいるのだ。

さらに、大気の汚れよりも直接的に気管支にダメージを与え、COPDの原因となりやすいのが喫煙。COPD患者の約9割が現喫煙者か喫煙経験者で、日本をはじめとする先進国では、大気の汚れよりもこちらの方が問題。日本の喫煙率は低下しているものの、COPD患者は高齢者を中心に増加傾向にある。高齢者は喫煙者・喫煙経験者が多いだけでなく、今より大気が汚れていた日本の高度成長期に過ごした時間が長いことも原因だ。特に、高齢者の場合はCOPDの症状と加齢による症状を混同しやすいので要注意! 年をとり、筋力や体力が低下したため、ちょっとした運動で息切れを起こしているのだと思いきや、実はCOPDだった、ということも多いのだという。長く続く咳や痰、軽い運動で息切れを起こすなどの症状は要注意サインだ。

「空気のきれいな環境に住み、禁煙すれば肺もきれいに戻る」と思いたいところだが、一度傷ついてしまった肺や気管支を元に戻すことはできないという。仮にCOPDになってしまったら、残った肺の健康的な細胞の機能を低下させないように努めるしかない。COPDによる咳や痰といった諸症状は、気管支拡張薬や清肺湯などの漢方薬、生活習慣の見直しによって改善が期待できるので、自分を含め両親や祖父母の様子が気になったら、呼吸器内科の専門医で早めの受診をオススメしたい。

ちなみに、きたる11月19日は、“世界COPDデー”。これを機に、肺の健康状態をふりかえる“肺活”を始めてみてはいかがだろうか?
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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