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芸能人がサバゲにハマる理由 「独特の信頼でつながるから」

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 サバイバルゲーム、通称サバゲに熱中する女性が増え、専門店やゲーム専用のフィールド(競技場)も続々とオープンしている。累計16億PVのブログで普段はファッションや美容を中心にとりあげている小原優花さんは、ギャルもサバゲに夢中だし増えているという。増殖中のサバゲ女子は、サバゲをしながらどうやって女子力をキープしているのか、変化はあったのか、小原さんに聞いた。

* * *
――サバゲを始めたことでファッションが変わったりしていますか?

小原優花(以下、小原):それは変わらないです。女の子っぽいワンピースやカジュアルが好きなのは変わらない。バービー人形も好きだし。ただ、服がとても多いから衣裳部屋があるんですけど、ピンクのバッグなど女の子っぽいものがたくさんある中に、迷彩柄のウェアとかサバゲの装備が増えています(笑)。

――ゲームの時は、メイクはどうしているのですか?

小原:SWAT(※スワット、米国警察の特殊部隊)のウェアを着るときは、布製のぴったりしたマスクにサングラスをするから化粧がよれます。あまりバッチリ化粧すると、そっちにとらわれて集中できないので、普通にしています。日焼け止めは絶対にするけれど、ギャルでもすっぴんで来る子もいますよ。

――ネイルは変えていくのですか?

小原:爪は壊したり折れちゃったり、欠けることがあります。ジェルネイルだからサロンでないと外せないし調整できないので、サバゲの予定から逆算してサロンの予約をしています。「サバゲするので短めに」「小さいデコで」とお願いしたりしています。ネイルが長すぎるとマガジン(弾倉)に弾を入れるとき痛かったり、予期せぬ時に転んで爪を突いて危ない。スカルプネイルですごい長い爪だと、引き金に指を通すとき引っかかると思います。

――サバゲをきっかけにサロンへマメに通ったり、より女子力が高まっていそうですね。

小原:サバゲがきっかけでまつ毛エクステにハマったんですよ。ずっとつけまつげだったのですが、サングラスやゴーグルをつけるので、蒸れるからずれたり取れるんです。それで、面倒だからとまつ毛エクステにしたら、すごく楽(笑)。すっぴんでもかわいくなるし、まつ毛エクステはいいですね。

――サバゲで知り合った人たちに新たに影響を受けることもありますか?

小原:サバゲ仲間から面白いよとすすめられた映画『プライベートライアン』のDVDを借りてきて家で見ました。それまで自分一人で見る映画はラブコメや感動する泣ける系のものが好きだったのに、今は戦争映画が観たくなっています(笑)。サバゲをきっかけに、自分の中の開発されなかった部分が目覚めるみたいな、不思議な感じです。前と変わらずバービー人形やオシャレ、髪の毛とかネイルも大好きなままなんですけど。

――最近は、戦争を扱った映画も多いですよね。

小原:『ローン・サバイバー』は映画館で観て、すごく印象に残っています。自分が持っているのと同じ手袋や服を登場人物が着ていることから始まって、ひとつひとつがすごく心に入ってくる。サバゲをしているときに感じるスリル、生きるか死ぬかのハラハラする感じ、銃撃の中で身をひそめて覚悟して出ていくところにものすごく共感するんです。サバゲでも、居場所がばれちゃうと死ぬしかない。ドキドキするのがリアルに感じられるんです。

――何気ない場面の現実味が増すんですね。

小原:4人対200人が戦う時の、あの怖さが身に染みました。ああいうシチュエーションはサバゲでもあります。少ない人数で大人数を相手にする設定の攻防戦というゲームがあるんです。それを知っているから、映画に自分を投影しやすくなりました。ヒーローになることはリアルじゃないので自分を投影できないんですが、作戦のもとに動いたり、人を守るために撃つ映画の場面がひとつひとつめちゃくちゃリアルです。

 撃たれているときや、相手に自分の居場所がばれているときの動き方、潜み方がすごくリアルに伝わるんです。わかるなぁ、こういう状況だとこうなるなと思いながら。そして、サバゲでも怖いから実弾だったらもっと怖いんだと、観ている映画にのめり込みやすくなりました。

――怖くても、終わりが決まっているサバゲは楽しめるんですね。

小原:サバゲをやっていて一番楽しい瞬間は、作戦を立てて、銃を構えて、同じチームで場所の確認をしあって作戦をすすめていくときです。でも、本当に真剣に狙っているときのスリルを、その楽しさや面白さをSNSでは表現できないんですよ。そもそも、一番面白いときにスマホで自分撮りなんてしていられないですから(笑)。だから、みんなで「チーズ」とポーズ取るようなときの、面白さが始まる前か、過ぎた後の写真しか残らない。

 SNSにみんながあげたがるのを知っているからでしょう、サバゲ専用フィールドによっては、専属のカメラマンがいて写真を撮ってくれるサービスがあるところもあります。

――リアルでなければ味わえない楽しさを共有しているサバゲのチームの人とは、独特なつながりが持てそうですね。

小原:サバゲで同じチームのメンバーだと言われると、とても信頼できる気がします。実際、どう接してよいかわからないような変な人も、サバゲでは会ったことないです。20~50代まで年齢もバラバラ、家族で参加している人もいて、雰囲気もすごくいいですよ。チームとなって、人と何かを一緒にするのが楽しいとサバゲのおかげで初めて知りました。趣味が多彩な人も多くて、チームの人に誘われてゴルフなど新しいことにも興味が広がっています。

 独特の信頼でつながる安心感のおかげか、サバゲには芸能人の方もよくいらっしゃるんですよね。有名人ではなくチームの一員として皆が接するし、人の目を気にせず遊べるからかもしれません。

――サバゲを始めて2度目の冬を迎えますが、本格シーズン開始にあたって新しく挑戦したいことはありますか?

小原:初めてショップへ行ったときに買って以来、ずっと愛用している「SCAR-L(※スカーL、特殊部隊用戦闘アサルトライフル)」をかなりカスタムしてきたので、それを久しぶりにフル活用できるのが楽しみです。そして、無線をゲットしたので使うのが楽しみですね。

 無線を使うと全然、プレイが変わると思うんです。情報がどんどん耳から入って来るので、フィールドを把握する情報量が増えて自分の動きも変わってくると思います。サバゲでは、装備が変わると戦力がかなり変化するので、これから無線を使ってゲームできるのがとても楽しみです。

■小原優花(おばら ゆうか)1990年5月19日生まれ。ブロガー。2008年に始めた「ゆんころブログ」は累計16億PVを超える。ブログの話題はファッションやメイク、美容などが中心だったが、昨年冬からサバイバルゲームに熱中している様子も。愛用の銃は「SCAR-L」。


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