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博報堂の生活データ22年分が面白い

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博報堂生活総合研究所は、1992年から22年間にわたり隔年で実施してきた生活者意識の定点観測調査「生活定点」を10月22日から一般公開している。

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「生活定点」調査とは、首都圏・阪神圏で、同じ対象者設定(20~69 歳の男女)に向けて、同じ質問を継続して行い、その回答の変化を時系列で観測したもの。調査の項目数は健康、学び、働き、家族、恋愛・結婚、消費、メディア接触、国際化と日本など、約 1500 項目に及ぶ。

サイトでは、それらのデータをExcelでダウンロードできるほか、ウェブ上でカテゴリごとに「折れ線グラフ」や「ランキングの変化」を見ることもできる。さらに、「全体的に上り調子」「全体的に下り調子」「ここ2年で最も上昇」などの傾向に応じた、グラフを自動抽出することも可能だ。

たとえば、1992年から現在までの期間といえば、もっとも発達したもののひとつがパソコンやモバイルを含めたインターネット環境だろう。1995年にWindows 95が発売され、1999年にNTTドコモはiモードサービスを開始。そのほかにもスマートフォンの普及やSNSの浸透など、人々の生活は激変したといってもよい。この事実を踏まえて「ここ2年で最も上昇」「全体的に上り調子」などの欄を見ると、ネットユーザーが多くなっていることや、新聞を読まなくなったという人の割合が多くなっていることなど、明らかな傾向が見てとれる。

これらのデータは、性別・年代別・地域別に抽出することもでき、さらに興味深いのは“似ているグラフ”を表示できること。たとえば「交際」カテゴリで、「友人は多ければ多いほどよいと思う」という人は、2014年の調査結果は28.4%で、1998年の調査時より28.8ポイントもダウンしているが、“似ているグラフ”として、

「転勤になったら、家族も一緒に行く方がよいと思う」(全体)
「お歳暮は毎年欠かさず贈っている」(首都圏)
「室内に観葉植物や鉢植えがある」(男性)
「いくつになっても恋愛をしていたいと思う」(女性20代)

など、“ナルホド”と思うものから、“へぇ~”と思うまで様々な調査結果が自動抽出される。ツイッターには、「マクロ的だけど、結構設問は細かい。そしてグラフベースで選べるのが嬉しい」などと早速見た人の声が投稿されている。なかには、「今の生活者の音楽に対するスタンスを抽出してみました」と、自分なりの分析をする人も。「生活定点」をのぞいてみると、新たな発見があるかもしれない。
(R25編集部)

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