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社会はいつも先行き不安(メカAG)

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今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

社会はいつも先行き不安(メカAG)

やたら日本の先行きは暗いとか不安定だとかいう人達がいる。でもそれって今に始まったことじゃないんだよね。社会は常に先行き不透明だし、若者はいつの時代も将来に不安を感じているものだ。

バブルの頃だって今から考えれば、なんか冗談みたいな話だが、第3次世界大戦が起きると盛んにマスコミが煽っていた。核シェルターとか結構あったし。そういえばアオイホノオでも岡田斗司夫の家族が自宅を核シェルター化するエピソードがあったはず。

核戦争の映画とかも結構多かったような気がする。ザ・デイ・アフターとか。

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1980年代は米ソ核戦争に怯えた時代だったと思う。それが1990年代になると、世紀末ブーム。いよいよ人類滅亡かと言われたものだ。少年マガジンのオカルト記事(MMR)なんか盛んに盛り上げていた。

ところがソ連でゴルバチョフ政権が誕生して、米ソ冷戦は一気に緩和ムード。ベルリンの壁崩壊とか。「あれ?世紀末が近づくに連れて、なんか世の中が明るくなってきたぞ?」と思ったものだ。いや当時マジでそう友人と話してた記憶がある。

マスコミはそれでは困るので、ノストラダムスブームをますます煽ることに。オウム真理教事件だってそういう時代背景から生まれたものだと思う。「不安」を感じる「若者」の心を惹きつけた。

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もっと前の1970年代は公害とか人口爆発による食糧危機とかが「不安」の材料だったと思う。地球が寒冷化してきて、氷河期が来るとかも言われたし。なんか当時もそれっぽいデータを示して「この通り地球は寒冷化してる!」とかいう記事が結構あったと思うんだけどね。どんなデータだったのかはしらんけど(検証しようにも、当時子供だったしw)。

ただ当時も数は少ないけど「いや、温暖化してるんだ」という説もあった。子供心に「あれ?どっちなんだ?」と思った記憶が。相対的に寒冷化説が優勢だったのだろう。

あとは国民総背番号制とかコンピュータ社会によるデストピア。石ノ森章太郎が好きなテーマ。未来社会では人間はコンピュータに管理されちゃうんだよ、と。

最近の「機械に仕事を奪われる」ブームにいまいち乗り切れないのも、この記憶があるからなんだよね。1970年代の時は無邪気に結構俺も信じてた(子供だったし)。でも40年後にまた同じブームとなると「ああ、またか」と、ちょっとノレないよね。免疫ができたというか、飽きたというか、1970年代のリバイバルに見えてしまって。

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「これからは不確実な時代だ」というのもよく言われた気がする。高校の時も社会運動に熱心な同世代の人間が、なんか一生懸命訴えていた。「なんとかしなくちゃいけないんです!」と。興味がなかったので内容は覚えてないが。

ちなみに俺はその頃、いまでいう疑似科学やオカルトにのめり込んでて(苦笑)、そんな世俗の問題には無関心だった。だって宇宙人が地球に来てるんだよ!そっちの方が重大じゃん。

ということで、若者はいつの時代も将来が不安だし、社会の先行きはいつの時代も不確実。40年前もそうだったし、20年前もそうだったし、20年後もそうだろうし、40年後もきっとそう。

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ついでにいえば、マスコミやジャーナリストだっていい年したオッサンなら、俺と同じかそれ以上の時間を生きてるんだから、知ってるはずなんだけどね…。まあ、でも商売だから「これからは不安の時代だ!」とか言わないと、飯の種にならないんだろうけど。

まあ俺も若い頃そういうのに載せられたのだから、順番ですな(笑)。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年10月28日時点のものです。

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