キスの音も国ごとに違う! 世界各国の擬声語を収集した絵本が人気

access_time create folderエンタメ


キスの音も国ごとに違う! 世界各国の擬声語を収集した絵本が人気
 世界各国の擬声語やおもしろい翻訳語を集めた話題の絵本『Soundimals』がイギリスで出版され、好評を博している。著者のジェームズ・チャップマンさんを取材した。

 チャップマンさん(25)は現在、物理学の博士号を取るため研究に勤しんでいる。絵画や語学について専門的な教育を受けたことはないが、とても興味があるという。

 「僕にとって、世界各国の擬声語で一番おもしろいところは、それぞれが異なっているところ。ひとつの音に対してひとつの言葉だけになってしまったら、つまらない。この絵本は教育の本だけど、多様性の大切さを訴えるメッセージも込めている」

 ちなみに、チャップマンさんが調べたところ、キスの音は日本語では「ちゅう」だが、中国では「BOH」、イギリスでは「MWAH」、エストニアでは「MOPSTI」と多種多様だ。

 ネットではファンが自国の擬声語を投稿して教えてくれるなど、チャップマンさんにとっても、ファンは「なくてはならないもの」になっているようだ。できる限り多くの人に伝えたいと話す。

 数年前に来日した際には、まぐろの寿司にハマったり、「三鷹の森ジブリ美術館」を訪れたりもした。さらに、ベーカリーで動物の顔をかたどったパンを見つけて喜んだり、パチンコを初体験し楽しんだりもしたという。それらは「イギリスにはないもの」と感動を込めて語る。

 最後に、日本のファンへメッセージをお願いすると「僕のイラストを見てくれてありがとう。そのうちまた日本を訪れたいよ。イギリスの寿司は日本の寿司にかなわないからね」と締めくくった。

●ジェームズ・チャップマン(James Chapman)
1989年イギリス生まれ。マンチェスター在住。大学で物理学を専攻。グラフェン(炭素の同素体の一種)について研究中。

■関連リンク
Pictures by James Chapman – チャップマンさんの画像投稿サイト
Etsy Soundimals shop – チャップマンさんの通販サイト
チャップマンさんのTwitterアカウント

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. キスの音も国ごとに違う! 世界各国の擬声語を収集した絵本が人気
access_time create folderエンタメ
local_offer

Scoopie News

気になる話題を独自の視点でお届けするニュースメディア

ウェブサイト: http://jp.news.gree.net/media/scoopie-news

TwitterID: GREE_news_jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。