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ニコール・キッドマンは結婚生活での孤独を役作りに活かした? 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』監督インタビュー

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1950年代のハリウッドを代表する人気女優グレース・ケリーが、モナコ公国の公妃となり国のために自ら成し遂げたある計画の真相を、オスカー女優ニコール・キッドマン主演で映画化した『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。現在大ヒット上映中です。

本作を手掛けたのは『エディット・ピアフ 愛の讃歌』で、主演のマリオン・コティヤールにアカデミー主演女優賞をもたらした、オリビエ・ダアン監督。人気絶頂時に電撃的にハリウッドを去り、自動車事故で52歳という若さでこの世を去った伝説の女優と、モナコ公国の華やかな世界と裏側を描いています。オリビエ・ダアン監督にインタビューを敢行し、映画作りの裏側や見所など色々とお話を伺ってきました。

【関連記事】巨匠が愛した名女優……ヒッチコックファンも必見の『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
http://getnews.jp/archives/680265 [リンク]

『グレース・オブ・モナコ』

―まず、このグレース・ケリーのモナコ公国でのストーリーを描こうと思ったきっかけをお聞きしたいのですが。

オリビエ・ダアン:最初はグレース・ケリーの話なんて正直全然興味が無かったんだ。でも、シナリオを読んで、これは自分が語りたかった事を語れるストーリーなのでは無いかと思いました。プリンセスという事では無くて、自分のやりたかった事をあきらめざるを得なかったアーティストの話として描きたかったんです。

―ヒッチコックファンや、昔の映画が好きな人には非常に有名な女優さんであっても、現代ではグレース・ケリーの事を知らない人も多いかもしれない。そんな中で彼女を知る事の出来る貴重な作品だなと感じました。

オリビエ・ダアン:彼女自身は映画自体は11本くらいしか出演していなくて、女優としてのキャリアは短くてすごく残念だよね。彼女の女優としての人生があまりにも短すぎる。僕は彼女の本当にやりたかった女優をあきらめて、なぜモナコ公国に行ったのか、その事にすごく興味があったんだよね。

―ニコール・キッドマンが非常に美しく、彼女をグレース・ケリー役に起用した事がこの映画の成功の一つでは無いかと思いました。

オリビエ・ダアン:ニコール・キッドマンに演じてもらおうと思っていなかったのですが、いくつかの話し合いの中で彼女が浮上して、Skypeで話す機会があったんです。話はじめて2時間くらいしたら、彼女が良いなと思い始めて、僕がロスに行って直接話したんだ。ニコールが言っていたのは「グレース・ケリーが経験した騒動や孤独を私も味わった事がある」という事だったんだ。それは彼女がビッグスターと結婚したり、離婚したり……といった私生活の中でね。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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