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オアシスもレディオヘッドも落選… 独特過ぎるイギリスの栄誉ある音楽賞が熱い

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10月、イギリス最大の音楽賞「マーキュリー賞」の季節がまたやってきた。

毎年イギリスとアイルランド地域の「最も優れたアルバム」へ贈られる音楽賞だが、イギリスの音楽メディアNMEが「名盤なのに受賞できなかったアルバム」という企画を公開。今では超名盤、もしくは有名アーティストの代表作と言われている作品が、ことごとく受賞を逃していたことを明らかにしている。

1992年からスタートしたこの賞。秋になるとノミネーションが発表される、いわば英国版グラミー賞的な位置づけ。

まず落選リストの筆頭に挙げられるのはブラーの1994年の代表作『パークライフ』。「ガールズ&ボーイズ」や「トゥー・ジ・エンド」のようにシングルヒットも連発、イギリスや日本でも売れに売れたこの時代を代表する作品だが、クラブ系のポップグループMピープルに大賞をさらわれた。

翌年には、そのブラーとライバル関係にあったオアシスのデビュー作『オアシス』(英タイトル:Definitely Maybe)もノミネート止まり。この年はポーティスヘッドの傑作『ダミー』が受賞したので仕方がない部分もあるが、やはりその後のオアシスの大出世を考えると不本意な結果と言わざるを得ない。

1996年は、日本でタイトル曲がCMに使用されたことでも知られるマニック・ストリート・プリーチャーズのヒットアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』がやはりノミネート止まり。また、オアシスのヒット作『モーニング・グローリー』も受賞を逃している。

その他にも、2000年のコールドプレイのデビュー作『パラシュート』、さらには2007年一斉を風靡した故エイミー・ワインハウスの『バック・トゥー・ブラック』、2008年のアデルのデビュー作『19』や、2009年のマムフォード&サンズ『サイ・ノー・モア』などもノミネートはされたものの受賞出来ず。

またNMEの記事からは漏れているが、レディオヘッドの『OKコンピューター』などその後リリースした全ての作品がノミネート止まりだったり、記録的な売上げを記録したアデルの『21』なども大賞から外れ、商業的に大成功しても選ばれないのも、この賞のつかみ所のないところかもしれない。

イギリスにも商業的要素の強いブリットアワードという音楽賞も存在するが、評論家を中心に音楽的価値に重点を置いた賞は、アンチも黙らせるくらいの栄誉とも言われている。

2014年のマーキュリー賞だが、ノミネート時点ではかなり地味との意見も多いが、ネクストブレイクといえるアーティストがズラリと並んでいる。注目の受賞式は、イギリス現地時間10月29日に開催される。

【2014年マーキュリー賞ノミネート作品】
Anna Calvi 『One Breath』
Bombay Bicycle Club 『So Long, See You Tomorrow』
Damon Albarn 『Everyday Robots』
East India Youth 『Total Strife Forever』
FKA twigs 『LP1』
GoGo Penguin 『v2.0』
Jungle 『Jungle』
Kate Tempest 『Everybody Down』
Nick Mulvey 『First Mind』
Polar Bear 『In Each and Every One』
Royal Blood 『Royal Blood』
Young Fathers 『Dead』

■参照リンク
http://www.nme.com/photos/20-great-albums-that-didn-t-win-the-mercury-prize/320226/1/1#1Permalink | Email this | Comments

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