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グアテマラの世界一美しい「アティトラン湖」周りで暮らす、6つの村の魅力

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Photo Credit: Ilhuicamina via Compfight cc

中米のグアテマラでスペイン語留学をしていた大善です。グアテマラは古くからマヤ文明の影響を強く受けているため、国内各地には現在でも多くの先住民族が暮らしています。 各地域によって異なる幾何学模様やストライプ柄などの模様や鮮やかな 色合いを持つ民族衣装を見比べることも、グアテマラ旅行の醍醐味かもしれません。

「世界一美しい」とも称されるアティトラン湖周辺にも、多くの先住民が暮らし、村独自の文化、歴史、習慣、名産物が存在しています。ここでは、美しい湖を見るだけでなく、先住民の暮らしぶりも垣間見ることができるでしょう。今回は「世界一美しい」と言われるアティトラン湖周辺にある6つの村をご紹介いたします。

(1) アティトラン湖、観光の拠点地「パナハッチェル」

パナハッチェルはホテルや民族衣装や手製の民芸品などのたくさんのお土産屋さん 、中米一おいしいと言われるクロスロードカフェ もある観光地域ですが、大変穏やかで過ごしやすい町です。見所は沢山軒を連ねるお土産屋さんと、対岸にある標高3000m超えのトリマン火山とアティトラン火山です。湖に映えているその姿は圧巻で、「世界一美しい」 と称される理由も納得でしょう。
また近年アティトラン湖でマヤ文明時代の遺跡が発見され、その資料もパナハッチェルのアティトラン湖博物館に設置されています。

(2) 芳香なコーヒーを求めて「サンペドロ・ラ・ラグーナ」

Photo Credit: 筆者撮影

サンペドロ・ラ・ラグーナは火山の麓に位置し、コーヒー栽培が盛んな村です。村の湖畔には外国人向けのホテルやカフェが多く立ち並んでいますが、一歩中心地へ入ると、先住民の暮らしが見受けられます。常設の市場に一歩足を運べば、現地の活気のある声に耳を傾け、湖畔に出れば、オシャレなカフェで一杯、というようにのんびりと過ごすことのできる町です。

また、村周辺には多くのコーヒー農園や山があるので、農場見学やトレッキング、カヤックなどのアクティビティメイン で過ごすのもいいかもしれません。

(3) 人と手織りの温かみを感じる村「サンフアン・ラ・ラグーナ」

Photo Credit: 筆者撮影

サンペドロラグーナよりも小さな村で、誰もがご近所さんのように、旅行者に対しても親切な人ばかりです。この村は織物が主産業で、多くの工房やお土産屋さんが立ち並びます。元々天然染色、手織りが有名でしたが、先進国の支援が入ってさらに質が高くデザイン性に優れた仕上がりとなり、色鮮やかな他のグアテマラの織物より、こちらは淡い色で洗練されています 。また町では織物を習うことのできる工房も数件あり、観光客にも人気です。

(4) ゆったりとした時間と雰囲気の中で癒される「サン・マルコス・ラ・ラグーナ」

Photo Credit: milk honey via Compfight cc

サン・マルコス・ラ・ラグーナはアティトラン湖の北西に位置し、果物や漁網の生産が盛んです。他の村とは打って変わって、外国人が多く住んでおり、ヨガや瞑想、マッサージなどを行う施設があるため、村全体ゆったりとした雰囲気が漂っています。

村自体は小規模なので、観光には半日もあれば十分ですが、穏やかな湖畔を眺めながら、のんびりと滞在するのもいいかもしれません。

(5) 不思議な神様の住む村「サンティアゴ・アティトラン」

Photo Credit: 筆者撮影(町中にあるグアテマラコインの像)

アティトラン湖周辺の村の中でも、比較的大きな村。観光客が多いためか、通りには沢山のお土産屋さんが立ち並びます。この村では白地にストライプが入っている先住民の民族衣装「ウイピル」が有名です。

またサンティアゴ・アティトランにはタバコとお酒を好むと伝えられている土着宗教の神様、サンシモン(またはマシモン)が祀られています。このマシモンという宗教は定期的に祠(ほこら)が移動し、儀礼はとても厳かな雰囲気です。また観光客に対してもオープンなので、現地の人に祠の場所を聞くと、快く案内してくれるでしょう。

(6) 鮮やかな青の衣装が湖に映える「サン・アントニオ・パロポ」

Photo Credit: 筆者撮影

アティトラン湖の東に位置する、カクチケル族の村で、青を基調とした民族衣装「ウイピル」が特徴的です。ここでは湖畔から段々に斜面に沿って家々が立ち並んでおり、湖沿いからな美しい景観が眺められます。この村では青や紫の糸を使った織物業や、青をベースに細かく色を施したパロポ焼きという陶器が有名で、購入はもちろん、無料で工房を見学することもできます。

Photo Credit: 筆者撮影

世界でも、先住民族の伝統的な暮らしをそのまま見られる国は少なくなってきていますが、ここグアテマラでは民族衣装だけでなく、村の女性が手織りで布を懸命に織る姿、屈強な男たちが畑で鎌を振る姿など、今の日本では珍しくなってしまったような光景が日常的に見られます。

アティトラン湖湖畔の村では各村によって暮らし方や産業などの各特色が違い、この人々の暮らしがあるからこそ「世界一美しい湖」と称されるのかもしれません。その光景はどこか日本の古き良き風景を思い出させてくれるでしょう。

*Natsumi Daizen「夏を求めてグアテマラの黒いビーチ、チャンペリコへ!
*Aya Murase「Antigua Guatemala
*Naoya Hata「登山尽くしののグアテマラ

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