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いよいよドラフト会議! 脅威の“ツモ力”を持つのは誰だ!?

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 ついに今週に迫った、2014年プロ野球ドラフト会議。すでに1位指名選手を発表する球団も出てくる中、各球団とも最終調整に余念がない。1位指名選手を公開することで、他球団は暗に競合指名するのか否かの決断が迫られるなど、水面下での駆け引きも活発化している。

 競合指名となれば、指名権を得ることができるかどうかは抽選によって決定する。各球団、そして未来のスーパースターに育つことが期待される選手たちの運命は、同時にくじ引きによって決められる。

 では、その運命のくじ引きに強いのはどこの球団か。脅威の“ツモ力”を見せる、いわゆるゴッドハンドを持つ球団代表者は誰なのか。ドラフト情報といえばその情報量は群を抜く『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。

     *   *   *

◎近年、有名なのはこの人物!

 今年で50回を数えるドラフト会議。その時々でルールが変わるなど、制度は一定ではない。そこで2004年から2013年までの10年間に絞って、競合指名に強いチームを調べてみた。

 強烈なインパクトを残しているのが、楽天の島田亨球団社長(当時)だ。2005年の高校生ドラフトでは2球団競合の末に、片山博視(報徳学園高)の指名権を獲得。2006年にはあの田中将大(駒大苫小牧高)を、4球団競合の末に引き当てた。

 さらに2007年には大学生・社会人ドラフトで5球団が競合するなか、長谷部康平(愛知工業大)を引き当てるなど、球団社長を退いて取締役となった今でも、その豪腕ぶりは伝説として残っている。くじを引き当てたその右腕は、「島田亨の黄金の右腕」という名前で、携帯ストラップとして販売された。

 社長職とともに、くじの引き手も引き継いだ立花陽三現社長も2012年の森雄大(東福岡高)、2013年の松井裕樹(桐光学園高)と連続で引き当てている。

◎意外とヒキが弱いのは……

 過去の資料を紐解いていくと、ヒキが弱い意外な人物を発見した。巨人の原辰徳監督である。2006年の高校生ドラフトでは、1位指名で3球団が競合した堂上直倫(愛工大名電高)を外した原監督。翌2007年、5球団が競合した佐藤由規(仙台育英高/現在は由規)の交渉権はヤクルトが獲得し、大学生・社会人ドラフトでも大場翔太(東洋大)や篠田純平(日本大)らを指名するも、大場はソフトバンクに、篠田は広島に交渉権は渡った。

 去年のドラフトでも、ロッテと競合した石川歩(東京ガス)を外した原監督。2008年にソフトバンクと競合した大田泰示(東海大相模高)を引き当てた以外、原監督がくじを引いたケースは全敗している。ちなみに今年のドラフトで、原監督がくじを引くかどうかは定かではない。

◎球界一のゴッドハンドはこの人!

 対照的な“ツモ力”を見せているのが、昨季まで監督を務め、今季は西武のSD(シニアディレクター)に就任した、渡辺久信氏だ。

 そのゴッドハンドは、前述した島田亨氏と遜色なし。2009年には菊池雄星(花巻東高)を、翌2010年には大石達也(早稲田大)を、ともに6球団が競合するなか引き当てた強運の持ち主なのだ。

 ちなみに今ドラフトでは、1位指名は髙橋光成(前橋育英高)と宣言している西武。2年夏の甲子園優勝投手・髙橋は、競合必至と予想されている。果たして今年も、ゴッドハンドが発動するのか、今から楽しみに注目したい。

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