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日本上陸「第3のチーズ」に熱視線

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最近よく聞くようになった「第3の○○」という言葉。代表的なのは「第3のビール」だろう。ビールや発泡酒よりも低価格なことから、市場で一定のシェアを確立している。

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「第3の○○」はほかにも登場。牛乳や豆乳に次ぐ「第3のミルク」として存在感を増しているのは、アーモンドミルクだ。ビタミンEが豊富で美容効果もあることから、女性を中心にジワジワと注目されているようだ。さらには、専門店なども見かけるようになったシリアルの一種、グラノーラ。こちらも、ご飯・パンに次ぐ「第3の朝食」といわれている。

様々な「第3の○○」が台頭するなかで、近年はナチュラルチーズ、プロセスチーズに次ぐ「第3のチーズ」なるものも人気を集めているという。これは、チーズの主成分のひとつである乳脂肪の代わりに植物油脂を使ったチーズ代替素材。通常のチーズ(ナチュラルチーズ)に比べると、コレステロールが少ないのが特徴だ。

海外では一足先にそのヘルシーさを見込まれて広まっている「第3のチーズ」だが、最近は日本でも「スティリーノ」という名称でこれに当たる製品が製造され、人気を集めている。スティリーノを製造、販売するマリンフードの吉村厚美さんは、「通常のチーズに比べ、コレステロールは最大95%も少ないんです」と語る。

「食の欧米化が進む日本においては、チーズの消費量も大幅に増加しています。そのなかで健康への問題意識が高まっており、コレステロールの少ない『第3のチーズ』が注目されました。ナチュラルチーズと違って冷めても固まりにくいことから、宅配ピザ業者や外食産業などでも使われています」

ヘルシーさがウリである「第3のチーズ」だが、ナチュラルチーズに比べて安価であることも見逃せない。というのも、ナチュラルチーズの価格は、2012年頃から2年間で6割も高騰。その背景には、「日本だけでなく中国なども食の欧米化が進み、国際的にチーズの需要は増加。さらに日本はチーズの8割を輸入に頼っているため、円安などの要因も相まって価格が高騰している」(吉村さん)という事情がある。しかしスティリーノを用いれば、通常のチーズより3割ほどコストダウンになるという。

ヘルシーさと価格の安さ。そのような背景から、スティリーノの生産量は昨年の2倍ほどになったという。なおスティリーノを使用した商品は、ナチュラルチーズとスティリーノを50%ずつブレンドしたものから100%スティリーノだけの商品まで様々な商品が用意されている。

気になる「味」については、「モニター調査では5割以上が『本物のチーズよりおいしい』と答えた」と吉村さん。果たして「第3のチーズ」は、食卓におなじみの存在となるのだろうか。

(有井太郎)
(R25編集部)

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