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住民票なく医療保険加入資格ない皇室 医療費は10割負担

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 あまり知られていない皇室の医療事情。そもそも皇室は医療保険に入っていないので、医療費は10割負担となる。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが説明する。

「皇室のかたがたの医療費は全額負担です。ただ、陛下の場合は、国の責任において必要な治療を行うことにしていますので、その医療費も公費で支出しています。皇族の場合、線引きが難しいのですが、公費の場合もあれば自費の場合もあります」

 皇室費には、天皇・内廷皇族の日常の私的な費用として支出される「内廷費」と宮家皇族の私的な費用として支出される「皇族費」、公的な活動に使われる経費「宮廷費」がある。陛下の健康診断や病気の治療には「公的な活動を続けていただくためには健康管理が必要」という考えから「宮廷費」が充てられるようだ。

 2003年に天皇陛下が前立腺がんで手術、入院された際にかかった費用はやはり宮廷費から捻出された。東大病院のVIP室を利用した入院費は1泊26万円ともいわれ、合計で数千万円にのぼったと報じられた。羽毛田信吾宮内庁次長(当時)は「宮内庁病院でお世話する場合にも宮廷費を充てており、その一環として捉えている」と説明している。

※女性セブン2014年10月23・30日号


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