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読者に評価を委ねたボツマンガ『機械人形ナナミちゃん』、30日マイクロマガジンから第1巻を発売

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 今年6月にニコニコ静画などに投稿され話題となったマンガ『機械人形ナナミちゃん』が、10月30日マイクロマガジン社より第1巻を発売します。

 本作は、作者の木星在住さんが「ある出版社」にスカウトされ、約半年かけネームを制作し今年1月には「連載決定」していたものの、連載決定後の編集長チェックでリテイクの数々をうけ、更に約半年ネームに取り組むも、最終的にボツを言い渡されてしまったという作品。

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 その後、木星さんは残された600Pにも及ぶボツネームが「もったいない」として、ネット上での無料公開を決断。以来、毎月1話ずつネット上に公開しこれまで6話が公開されています。

 公開当初に木星さんは、この作品に込める想いとして「つまらなかったら編集長の勝ちだし、面白かったら自分の勝ち。」と強いメッセージを発表していました。同時に、本作を出版してくれる出版社も求めていましたが、それに応じたのが今回出版元となるマイクロマガジン社。

 今回の単行本ではネット公開中の作品に加筆修正を加え、一話ごとの扉絵に設定資料、そして本編冒頭に登場するミクミクと少年の物語18Pを特別番外編として収録。さらにAmazonで予約すると、本編とはストーリーが異なる『ボツになった未公開ネーム120P』がプレゼントされるそうです。価格は1冊864円(税込)。

 ニコニコ静画では現在本書の宣伝マンガが公開されており、本作は専属掲載ではないので原稿料は入ってこないだとか、印税収入の場合でも新人作家は出せて初版1万で仮に1万部売れても印税は10%なので80万、さらにそこから源泉徴収が10%ひかれて72万など、やけに生々しい話が紹介されています。
読者からは「この特別編が一番面白いな。」「こういうのはいいよね」「大前提がおかしいだろ、なんで初単行本が1万刷られて完売する計算になってんだよwww」などなど激しく突っ込みを入れられていました。こちらは無料公開中ですので、気になる方は気軽にチェックしてみてください。

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