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日本シリーズ出場決定で振り返りたい、カーネル・サンダースの呪いとは?

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日本シリーズ出場決定で振り返りたい、カーネル・サンダースの呪いとは?

 9年ぶりに日本シリーズ出場を果たした阪神タイガース。18日夜には、熱狂的ファンが大阪・道頓堀周辺に集結。59人(うち女性2人)が道頓堀川に飛び込み、阪神のシリーズ出場を祝った。

 この“道頓堀ダイブ”は、今に始まったことではない。その起源はなんと29年前、1985年に阪神が21年ぶりとなるリーグ優勝を決めた時まで遡り、その際、阪神にとっては呪われた出来事を引き起こす事件が起きたという。一体、どんな事件だったのか。連日、プロ野球情報を発信している、『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。

     *   *   *

◎「バースコール」とともに!

 1985年10月16日、事件は起きた。阪神のリーグ優勝を祝い、酒に酔ったファンたちが道頓堀周辺に集結。自分たちを当時の主力選手たちに見立て、胴上げを繰り返していた。掛布雅之や岡田彰布らに顔が似ているという理由だけで、「カケフコール」や「オカダコール」が響き渡るなか、無条件に胴上げされた。

 ところが、そこにはリーグ優勝に大貢献した、あのランディ・バースに似た風貌のファンがいなかったのが悲劇の始まり。もちろん外国人のバースに似た日本人が大阪・道頓堀にいるはずもなく、ファンたちはなんと、近くにあったケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネル・サンダース人形をバースに見立て、胴上げを敢行。「バース! バース!」の「バースコール」とともに、なんと、その人形を道頓堀川に投げ込んでしまったのだ。

◎24年間の時を経て……

 被害にあったのは大阪市南区(現在の中央区)のKFC道頓堀店。店員の必死の制止もむなしく、“道頓堀ダイブ”で沈んだカーネルおじさんは2009年3月に発見されるまで、なんと24年間も川底に眠ることとなった。

 そしてこの事件以来、阪神は低迷を続けることになる。1985年から、ほとんどがBクラスだった1990年代を経て、2003年にリーグ優勝を果たすまで18年もかかり、さらにはリーグ優勝後、日本一に輝いた1985年以来、阪神は日本一の座に就いていないのだ。

 ファンの間では、きっと川底の泥に沈んだカーネル人形が、阪神とそのファンたちに対して怨念を抱き、その呪いが阪神を優勝から遠ざけているに違いない……という噂が、まことしやかに囁かれており、「カーネル・サンダースの呪い」として都市伝説化しているのだ。

◎発見時には人間と勘違い!?

 道頓堀川の捜索時は、作業にあたったスタッフが人間の死体と勘違いしたというカーネルおじさん。1年後には甲子園球場に奉られ、その呪縛は解かれたように思われた。KFC甲子園店では“こんどはナゲット(投げんと)いてや”「ナゲット5ピース半額キャンペーン」などを企画して、カーネルおじさんの帰還を祝福。ところが、2003年と2005年のリーグ優勝時も日本一にはなれず、事件が起きた1985年以来、阪神は日本一の座に返り咲いていない。これはまだ、「カーネル・サンダースの呪いが解けていない」ということだろう。

 レギュラーシーズンは2位ながら、クライマックスシリーズで1位の巨人を破り、日本一への挑戦権を勝ち取った阪神タイガース。シリーズ出場に貢献した藤浪晋太郎は、1994年生まれと、事件が起きたときはまだ生まれていなかった。さて、阪神はこの「カーネル・サンダースの呪い」を解き、29年ぶりの日本一に輝けるかどうか、見守りたい。

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