Android 5.0(Lollipop)の機能紹介 : 通知のアプリ単位 / 時間単位での無効化、ロック画面への表示 / 非表示の切り替え、操作性の向上など

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Android 5.0(Lollipop)で新しくなった Android の通知機能を紹介します。Android 5.0 では通知パネルや通知のデザイン、ロック画面での通知の確認がしやすくなったことはAndroid L プレビュー版の発表の際に紹介しました。Android 5.0 はその正式版ということで、プレビュー版にはない機能も追加されています。アプリ単位の通知無効化機能の改良、通知の優先度の設定(割り込み)機能が追加通知の無効化は以前より可能でしたが、Android 5.0 では「ブロック」に名称が変わり、設定メニューの「音声と通知」→「アプリの通知」で個別に無効に設定できるようになりました。また、Android 5.0 からは通知に「優先度」を設定(トグルで ON / OFF)することや「プレイベート」にすることが可能になり、それらを有効にした場合、通知パネルの上部に割り込むようにできたり、プライベートな通知が表示されないように設定することもできます。

通知の長タップすると表示が変わるAndroid 5.0 では通知を長タップすると色が変化し、通知の上に表示されるボタンから設定を変更できるようになりました。ギアアイコンではアプリの設定メニューを開くことができ、「i」アイコンでは上述の「アプリの通知」のアプリページを開くことができます。

通知はQuickSettingsパネルを表示していても操作可能「Android L」と呼ばれていた頃でも QuickSettings パネルと通知パネルは統合されていたものの、QuickSettings パネルを表示中は通知を操作できませんでした。それが、可能になったのです。

ロック画面における通知の有効 / 無効が切り替え可能Android 5.0 で通知は通知パネルのような感じでロック画面にも表示させることができます。Android L でもそうだったのですが、Android 5.0 になってそれを無効にすることもできるようになりました。操作方法は、設定メニューの「音声と通知」→「端末がロックされているとく」を「すべての通知を表示しない」に切り替えます。

通知機能自体の無効化や重要な件のみ通知する新モードAndroid 5.0 では通知機能自体を無効化できるとともに、重要な件(通話やメッセージなど)の通知のみを通知するが可能になりました。この機能はボリュームボタンを押すと表示されるスライダー下部のボタンで切り替えます。「なし」は通知の完全無効化、「重要」は通話 / 予定とリマインダー / メッセージの通知だけを有効にして、他の通知を無効にします。「全て」は通常モードを意味します。

「なし」と「重要」は制限時間を設定することもできます。制限時間は“今から何時間”という決め方とスケジュールで設定することができます。例えば、“これから会議だから 1 時間は通知しないようにしたい”という場合は前者の方法を、“寝ている間は通知を無効にしたい”という場合は後者の方法を利用します。


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