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女子の本音を歌う藤田麻衣子の本音

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「たぶん私しつこいんですよ(笑)。たとえば手紙とか話とか、友だちからも『長い』ってよくいわれるんですよね。昔から気が済むまで何回もいうので、その“はけ口”を見つけた感覚でした」

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今でこそ、女子の気持ちに寄り添い、その“本音”を真摯に歌い上げることで話題のシンガーソングライターの藤田麻衣子さんだが、作詞をはじめたときはそんな感覚だったとか。加えて小さいころからカセットテープに自分の歌を“多重録音”するのが趣味だったため、音楽の道に進むのは必然だった…かに思われたが、選んだ進路は歯科衛生士。

「母が歯科衛生士だったんですよ。ちゃんと仕事をしながら歌もダンスもやっていて、すごく充実した人生だなと思ったんです。だから歯科衛生士になる=人生が充実することだと思っていて」

地元の名古屋で歯科衛生士の専門学校へ通うなか、ミュージカルのオーディションに合格して道が開けた。そのころから作詞作曲を始め、上京し歯科衛生士として働きながらライブ活動を開始。22歳で事務所に入り、インディーズでCDをリリース。アルバムを出すくらい忙しくなったところで、生活を音楽一本に。

「やっとシンガーソングライターと名乗れるようになりましたね」

しかしメジャーデビューは活動開始から7年待つことになる。その節目がこの春のシングルリリース、そして10月29日発売のメジャーアルバム1st『one way』なのだ。

「何度かお話をいただいてはいたんですが、自分で歌詞を書いて曲を作るこれまでのスタンスを貫けることの方が大事だったので。それを受け入れてくれたのがビクターさんで、その意味では、インディーズ時代とやっていることに変わりはないですね」

タイトルの「one way」とは“一方通行”の意味。出会いと別れ、結婚や日常など、女子が感じる感情の揺らぎを代弁するかのように歌い上げ、「シンガーソングライター・藤田麻衣子」の“自己紹介”のような一枚に仕上がった。

「女性にはすごく伝わるんじゃないかと思いますが、男女の恋愛の歌も多いですから、男性にもぜひ聴いてほしいと思います。男性に訴えたくて書いている曲も多いので、少しでも胸が痛んでくれたりしたら大成功だと思っています(笑)」
(吉州正行)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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