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赤狩山幸男の正確無比なショット

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鋭い眼光。プロビリヤード選手の赤狩山幸男が手玉の先に見据えているのは、世界の頂点だ。もう一度…いや何度でも、あの歓喜を味わいたい─。3年前、日本人で3人目の快挙を達成した彼は、再び檜舞台で輝く日を思い描いて、日々ひたむきにショットを放つ。

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「理想は、海外の強豪たちのように常に世界を飛び回って戦える環境に身を置くこと。そのレベルに達するためには…自分にできることで経験値を積んでいくしかない。練習はもちろん一試合でも多くプレーして、ショットの精度といったスキル、集中力や体力をコツコツと高めていく。そういう意味では自分との戦いでもあるんです」

まさしく心技体の三位一体。中でもメンタルの重要性を力説する。

「最初から気持ちで負けていたら勝てませんけど、『勝てる』と過信しても隙が生まれる。強いていえば『何としても勝つ!』という…気合に近いメンタルですね。敗戦から学べるものもありますが、勝つ方がより得るものが大きい」

プロである以上、ストイックに取り組むのは必然。だが、あえて聞いてみる。ビリヤードをすることが苦痛になることはないか、と。

「いえ、全然ないですね。もはや練習することは生活習慣になっていますし、試合のない日には息抜きもしているので(笑)。それにビリヤードってね、プロになっても難しいんです。ゆえに楽しいし、いいプレーができればうれしい。だから続けられているのかもしれません」

赤狩山幸男
Yukio Akagariyama
1975年3月13日生まれ、大阪府出身。13歳からビリヤードを始め、24歳でプロに。JPBA=日本プロポケットビリヤード連盟32期生。2011年、世界ナインボール選手権で優勝。12年からBAGUSに所属、各店舗でインストラクターも務める

平田真人=取材・文
(R25編集部)

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