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これで名脇役間違いなし!? 指笛の吹き方を達人に教わってきた

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結婚式などのめでたい席や、スポーツ観戦などで場を盛り上げる指笛。「ピーッ!」いう大きな音で吹くことができたらかっこいい!

全員で奏でる「ふるさと」は、音圧があり指笛とは思えない迫力!

筆者もそんな指笛に憧れて、インターネットなどの情報を頼りに何度も練習しみたものの、まったく音が鳴らず、投げ出してしまった……。しかし、今度こそ指笛をマスターするべく、達人たちの力を借りることにした。

訪れたのは、西武池袋線の大泉学園駅から徒歩3分ほどにある音楽教室「Uスタジオ」。こちらでは、月に1回「指笛楽友会」の会員が集まって指笛の練習をしているという。そこで行われている初心者指導会に参加させてもらった。

「指笛楽友会」はその名の通り、指笛で曲を演奏する楽団。スタジオの扉を開けると、11月1日に開催される80周年記念発表会に向けて、会員のみなさんは猛練習中。そこにお邪魔して、初心者指導会参加2回目の男性とともに、さっそく指導を受けることになった。

指笛の吹き方にはいくつかバリエーションがあり、指を複数本使う方法もあるのだが、指笛楽友会が推奨するのは、人さし指をかぎ型に曲げて口にくわえる吹き方。この方が、音程をつけて吹きやすいという。

アルコールで消毒した人差し指を直角に曲げる。指の内側に山のようなシルエットを作るイメージだ。指の形ができたら、手の力は抜いたまま口にくわえる。楽友会員の河津菊枝さんが「最初は水平に口に入れましょう。舌は口笛を吹くときと同じく、下げて指の側面に付けます」と解説してくれる。

構えたら、いよいよ吹いてみよう。指笛が鳴る原理は、ビンを吹いて音を出すときと一緒だそう。ビンの内部に共鳴させる代わりに、口腔に響かせて音を出す。指の隙間の幅や角度を微調整しながら、腹式呼吸で力強く息を吐く。

しかし、何度吹いても音が出ない……。「がんばり過ぎると酸欠になるので注意してくださいね(笑)」というアドバイスをくれた河津さんが、お手本として私の指を使って指笛を吹いてくれることに。消毒した指をくわえてもらうと、「ピュー!」ときれいな音が出た!

指笛はとても奥が深く、会員のみなさんも音が鳴るまで3カ月から半年かかったそう。道のりは長い……。しかし、地道に吹き続けていると「ピィ……」と小さく音が鳴った! 現会長の斎藤秀元さんにさっそく披露してみると、「うーん、それは口笛ですね」と一刀両断。「指笛は共鳴させる分、口笛よりも太く大きな音になるんですよ」とのこと。

先ほど音が出たときの感覚を思いだしつつ、試行錯誤すること30分。「ポォーッ」と先ほどとは違う音が鳴るようになった。「すごい! ちゃんと音が出ましたね」と河津さんと斎藤さん。なんと1日で音を出すことができた! これはうれしい!

成功するコツは、くわえた指の間から顎の方へ縦に息を通すイメージ。まだ弱々しい音だが、毎日続けることで、よりしっかりとした音色に成長していくそう。慣れないうちは、口や指が乾きにくく音がよく響く風呂場で練習するのがオススメだ。

あなたも指笛を習得してみてはいかがだろう。一目置かれる脇役になれるかもしれない。

(中道薫/ノオト)

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