ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

女性は出産で体質が変わる?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

めでたく子供を産んでお母さんになった女性が、「出産のあと、花粉症の症状が治まった」と気になることを言っていた。妊娠するとつわりが始まったり、食の好みが変わったりすることはよく知られているが、出産を機に体質が変わることは本当に起こり得るのだろうか?

【画像や図表を見る】

「詳しいメカニズムは判明していませんが、私たちの経験からしても、妊娠・出産を機に体質が変わるケースは珍しくありません。たとえばアレルギーが治ったり、逆にアレルギーが発症したり、あるいは痩せにくい体質になるなど、様々な例があります」

そう語るのは、産婦人科医の富坂美織先生だ。とくに「痩せにくくなった」ケースを含めると、出産を経験した女性が体質の変化を訴えるケースは決して少なくないという。それはなぜなのか?

「妊娠すると体内のホルモンバランスが大きく変わり、それが産後は元に戻るという、劇的な変化が起こります。そのうえ、妊娠中は胎児を育てるため、免疫の状態が変わります。出産後、膠原病(こうげんびょう)という自己免疫疾患を患うケースがあるのも、これが原因と考えられています。ホルモンバランスは体の環境を司るものですから、体質の変化につながったとしても不思議ではありません」

やはり出産というのは母体に大きな負荷を強いるもの。その影響は体質面以外にも、意外と多岐にわたる。

「たとえば有名なのはマタニティブルーズ。分娩直後から産後7~10日ほどの間に見られ、妙に感傷的になったり、意味もなく涙が出たり、頭痛や不眠に悩まされたり。一時的に精神状態が変わって様々な症状が表れます。これは急激なホルモンの変化に加え、出産による極度の疲労、そして母親になったことで精神的な負担が増したことも原因でしょう」

花粉症が治るなんてうらやましい、などと男はお気楽に考えてしまいがちだが、実際には産後の症状に苦しんでいる人も大勢いる。

我が子の誕生は、きっと大きな感動をもたらす貴重な体験となるはず。でもその過程には、並々ならぬ母体への負担があることを、男子諸君は忘れてはならないのだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

女性は出産で体質が変わる?はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

関連記事リンク(外部サイト)

身体にまつわる都市伝説の過去記事一覧
米を食べ過ぎても糖尿病になるの?
「顔ダニ」は美容の味方だった!?
約9割が感染!「キス病」とは?
注意!レモンパックでシミになる?

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP