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アップルとフェイスブック 女性職員の卵子凍結保存を医療保険の対象に

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IT企業大手、アップルとフェイスブックは、女性職員が卵子凍結保存を行う場合、医療保険を適用する方針を決めました。

女性は、生まれた時から卵細胞の数が決まっており、初潮を迎えると基本的に毎月の月経とともに卵細胞が失われていきます。あくまで一般論ですが、生物学的にみて、年齢を経るほど出産へのハードルが高くなるといわれてきました。

そのため、欧米では若いうちに卵細胞を採取して凍結保存し、将来仕事や生活が安定した時期に、凍結した卵子を使って出産するという考えが一定の支持を得ています。研究領域の医療とされてきましたが、アメリカでは2012年に倫理的な問題も含めて一般的な医療として認められ、定着をはじめています。

とはいえ、アメリカでも医療保険が適用されるのは、がんなどで卵巣を失う可能性がある女性のみ。健康な女性が、卵子凍結に使う費用を医療保険でまかなおうという試みは今回が初めて。

フェイスブック社の医療保険では、最大で2万ドルが医療保険でカバーするとしています。
一般的に卵子凍結保存をともなう妊娠医療は、卵子の採集に1万ドル程度必要になるといわれており、採集した卵子の保存にかかる費用は平均で年間500ドルほど必要と言われています。

医師の判断によっては、20個以上の卵子を保存することを勧められることもあるそうですので、両社が呈示した医療保険の補償額は、けっして大盤振る舞いの金額ではなく、必要ギリギリ。

卵子凍結を医療保険でカバーすることによって、女性職員の方が出産の時期を強く意識することなく、キャリア形成につとめることができます。とはいえ、一部には、子育てよりも仕事の優先を強いるのではないかという意見もあるようです。

ワークライフバランスの問題は、アメリカだけでなく、日本でも問題になっています。IT企業はオフィスに拘束されない働き方を追及できる職種ですから、女性の方が育児も仕事も両立しやすい仕組みを、さらに呈示してくれることを社会は期待しているのではないでしょうか。

写真は 足成 http://www.ashinari.com/ より

※この記事はガジェ通ウェブライターの「松沢直樹」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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