Do As Infinity、思い出の渋谷公会堂で15周年アニバーサリーライヴを開催

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Do As Infinityの15周年アニバーサリーライヴが10月13日(月)に東京・渋谷公会堂で行なわれた。

10月13日@渋谷公会堂 (okmusic UP's)

渋谷公会堂はデビュー前に渋谷駅で路上ライヴを始めた彼らが、100回目記念の場所に選んだ思い出の会場であり、メンバーの思いも特別なものがある。また、今回は当日のライヴ音源をそのままお持ち帰りできるUSBメモリーの販売を実施することも注目されていた。

ライヴは「冒険者たち」からスタート。“ファンとともに作るセットリスト企画”が実施されたこの日は定番曲からややマニアックなナンバーまで、数多いレパートリーから新旧織り交ぜたさまざまな楽曲が演奏された。アコースティックコーナーでは「菜ノ花畑」「遠雷」といった楽曲を凛とした佇まいでしっとりと歌い、「TIME MACHINE」「アリアドネの糸」といったアップチューンでは力強く会場全体を揺らす伴都美子(Vo)。あらためてヴォーカリストとしての芯の強さと希有な存在感を見せつけた。

大渡亮(Gt)は「Special」「nice&easy」ではザクザクとしたギターでリードし、「科学の夜」「夜鷹の夢」と続いたコーナーでは、張りつめた神経をそのまま音にしたような繊細でエモーショナルな轟音ギターを響かせた。「徒然なるままに」では、自らヴォーカルも取り、伴がコーラスに回るというファンにはおなじみのコーナーも、Do As Infinityの懐の深さを示す重要なポイントと言えよう。

アンコールではファンが一体となって、ハッピーバースデーの歌とともに彼らの15回目の誕生日を祝うサプライズ演出もあり、メンバーを驚かせる。さらに、伴からは大渡へデビューからの感謝を込めた手紙が贈られ、サプライズ続きに会場は泣き笑いの混じった最高の温かなムードに包まれた。この日はMCでも、ベーシストとして今年もゲスト参加したサウンドプロデューサーの亀田誠治とともにデビュー当時からのエピソードを回想しながら、随所にさまざまな感謝の言葉が綴られ、「16周年、17周年とこれからもよろしく!」という伴の言葉どおり、ファンとの絆を再確認したようなライヴとなった。

また、テレビ東京系アニメ『フェアリーテイル』のオープニング曲として使用される新曲「Mysterious Magic」がいち早く披露され、同曲が12月10日にシングルリリースされることを発表。伴が「Oh Oh!で一緒にかけ声よろしく!1番聴いたら2番分かるよね!」と話したように、すぐに一体になれる彼ららしいキャッチーなロックチューンだ。

年末には恒例のカウントダウンライヴが、東名阪のツアーと形を変えて実施される。ひさびさのシングルリリースに年末ツアーと、15周年のスタートもすでに全開なDo As Infinityのこれからに、あらためて注目したい。

シングル「Mysterious Magic」
2014年12月10日発売
【CD+DVD】
AVCD-83133/B/¥1,800+税
【CD】
AVCD-83133/¥1,000+税
【フェアリーテイル盤】
AVCD-83132/¥1,000+税

「Do As Infinity 15th Anniversary -End Of The Year’14-」
12月21日(日) 愛知 名古屋ボトムライン
12月23日(火) 大阪 大阪BIG CAT
12月27日(土) 東京 恵比寿ガーデンホール

10月13日@渋谷公会堂 (okmusic UP's) 10月13日@渋谷公会堂 (okmusic UP's) 当日のLIVE音源を持ち帰れるUSBメモリー (okmusic UP's)

(OKMusic)記事関連リンク
元記事を読む
Do As Infinity オフィシャルHP
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