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街に集う人と街をつなぐ現代の街おこし『お茶の水スキマ大学』とは?

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みなさんは『お茶の水スキマ大学』という存在をご存じだろうか? “大学”と名がついているが、『お茶の水スキマ大学』は、人々が一般的にイメージするそれではない。東京・お茶の水という街全体をキャンパスに見立て、街中のさまざまなスキマを活用して、誰もが好きになれるお茶の水を実現しようとするNPO団体だ。

今回は、『お茶の水スキマ大学』が具体的にどんな活動を行っているのか、代表の本郷さんにお話を伺った。まずはを設立されたきっかけから。「最近は街の高層化や店舗のチェーン化により、街から古き良き喫茶店などが姿を消しつつあります。学生たちは駅と学校の行き来のみになっている傾向があります。そこで街を以前のような活気あふれる“日本のカルチェラタン”にするため、街おこしのイベントを行う法人を立ち上げました。2~3年前からの再開発で公共空間などの魅力的な外部空間が増えたこともあり、その“スキマ”のようなスペースを使って、さまざまな人が集まれるような場所にしたいという思いがあります」

たしかに放課後に学生が時間を過ごすような喫茶店などの姿は消えつつある。では、具体的にはどんな活動を行っているのだろうか?「10月に、『お茶の水スキマ大学』にとって最も大きなイベント“お茶の水アートピクニック”が開催されます。今年で11年目を迎え、約2万人が来場します。スケッチ大会があったり、アマチュアの人たちが絵画を販売したり、ストリートライブなどが行われます。お茶の水には楽器店、古書店、スポーツ店、画材店など文化的なお店が多いため、誰もが表現できる街を目指しています」

今年で11年目とは知らなかった! しかも2万人も集まるとは、なかなかのイベントである。次に、普段から行っている活動について聞いてみた。「御茶ノ水ソラシティの屋上を利用した菜園の運営活動を行っています。主にビルで働くオフィスの人が、それぞれのスキマの時間を使って雑草取りや収穫などを行います。ほかにも、お茶の水に立地する日本を代表する宇宙産業『JAXA』、関連機関『日本宇宙フォーラム』とコラボし、2カ月に1回『宇宙クラス』なるものを開催しています。また、地方連携のハブをお茶の水につくり、地方と東京とのスキマを埋めるべく『ローカルシフト』という交流プロジェクトを立ち上げました」

本郷さんによると、今後もさまざまなお茶の水の“スキマ”を埋めていきたいという。こういったスキマは、日本全国どこにでもある。『お茶の水スキマ大学』には、お茶の水だけでなく、さまざまな地域の活性化や町おこしにも役立つアイデアがあると感じた。●取材協力
お茶の水スキマ大学
HP:http://sukima-univ.com/
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/10/04/70615/

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