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ルーツは日本、一杯に4時間かかるコーヒーメーカー Imperial Proper Coffee Drip

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Kickstarter で資金が募集されている Imperial Proper Coffee Drip は、お湯ではなく水で入れるコーヒーメーカー。一杯のコーヒーを入れるのに4時間もの時間が必要です。

水出しコーヒーの大きな特徴は、豆の風味と甘みが引き立ち、酸味が少なくなるところ。 Imperial Proper Coffee Drip のサイトでは、この製品が日本に古くから伝わる抽出法と最新のデザインを融合させたコーヒーメーカーであると説明されています。

高さは約70cmとコーヒーメーカーとしては大きめ

高さは約70cmとコーヒーメーカーとしては大きめ
Imperial Proper Coffee Drip のデザインで特徴的なのが、ドリッパーまで注射針のように伸びた細い管。この管はサーバーの水を吸い上げてドリッパーに落とされ、抽出されたコーヒーはフィルターを通過してサーバーに自然に落ち、そのコーヒー入りの水がまたドリッパーに吸い上げられ……と、サーバーとドリッパーの間を水が巡回することでサーバー内のコーヒーがどんどん濃くなっていく仕組みです。

ドリッパーに落とされる水は1分間に40~45滴。コーヒー粉にゆっくりとしずくを落とし、時間をかけてコーヒーを抽出します。水を落とすスピードを変えることができるため、豆の焙煎度や豆自体の特性に合わせて抽出の仕方を調節可能です。焙煎がライトなら1時間程度、フレンチやイタリアンローストの場合は4時間が推奨抽出時間となります。深煎りの豆をあらびきにし、濃い目に入れることが水出しコーヒーの一般的な抽出法ですが、水のスピードや抽出時間を変えながら自分好みの味を探るのも楽しいでしょう。
加熱はしないがサーバーの水を吸い上げるため電気を使う

加熱はしないがサーバーの水を吸い上げるため電気を使う
本体の大きさは約23cm×23cm×70cm。1台につき450ml(2~3杯分)のコーヒーを作ることができます。定価はまだ発表されていませんが、Kickstarter 上での先行販売価格は$199。すでに予定金額は超えており、今年の12月から購入者に配送が予定されています。

水出しコーヒーを出す喫茶店は日本に多くありますが、一般的なコーヒーの抽出法と言えるほど普及はしていません。銀座ルノアールのようなチェーン店が提供していることが、そもそも冷たいコーヒーを飲む習慣がなかったアメリカのコーヒー好きに多少の誤解と共に認知され、水出しコーヒーが「日本式」であると広まったのかもしれません。

それはともかく、水出しコーヒーはアメリカのコーヒー界の最近のムーブメントの1つです。今月日本に上陸予定のブルーボトル・コーヒーも Kyoto-Style Iced Coffee という商品名で提供していることが知られ(ドリッパーは日本のオージ製)、今年の8月にはアメリカのスターバックスが地域限定で水出しコーヒーを提供したことが話題になりました。 今後アメリカでさらに普及していくのは間違いないでしょう。アメリカでの水出しコーヒーの普及に伴い Imperial Proper Coffee Drip の特徴的なデザインをコーヒーショップで見かける機会が増えるのでしょうか、注目していきたいです。

製品名
Imperial Proper Coffee Drip
メーカー
Proper Coffee
サイズ
縦・横 どちらも約23cm、高さ 約70cm
価格
$199(Kickstarter での先行価格)
購入
Kickstarter の商品ページ

ルーツは日本、一杯に4時間かかるコーヒーメーカー Imperial Proper Coffee Drip

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