体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

クラウドファンディングで製品化に成功したULストーブTiMNEYでご飯を炊いてみた

TiMNEY_scale

クラウドファンディングのREADYFORで出資を募り、みごと製品化に成功した日本の新しいウルトラライトストーブTiMNEY。ファンディング開始時にいちどgearedでもご紹介しましたが、今回、メーカーであるIfyouhaveさんから1セットを提供していただき、編集部でもちょっとだけ使ってみました。

P1030813

ごらんのように収納状態では非常にコンパクト。ロッキーカップの中に、本体、アルコールストーブ、アルコールボトルがすっぽり入ってしまいます。底部のプレートだけ直径がロッキーカップより大きいので、ロッキーカップの上に置いて、その上にフタを載せれば、ひとまとめにしてスタッフバッグに収納できます。

下段中央は薄い円盤型のアルコールストーブ。

下段中央は薄い円盤型のアルコールストーブ。

まず驚くのは、ボディを構成するチタンの薄板が本当に超うすうすなこと。こんなので大丈夫? というのが初めて触ったときの正直な感想です(切ってないのですが手を切りそうな気がして、軍手などグローブを使いたくなります)。

ところが、いざ組み立てようとすると、こんどは精度の高さに驚かされます。レーザーで非常に正確にカッティングされているうえに、チタン板を噛み合わせる固定部分にはポンチによる小さな凹凸があり、ぽち、ぽちと微かな音を立ててハマるのです。薄板を筒状にするところに上下各2ヵ所。上部と下部を接続するところに4ヵ所、この固定ギミックがあります。金具などの後付けの部品は一切使われていないのです。ミニマルであり、プライマルであり、かつハイテクです。アイディアすごい。メイドインジャパンもすごい。

TiMNEYは固形燃料ストーブやアルコールストーブとして使うこともできますが、いちばん気になっていたのは2段にしてウッドストーブとして使う方法なので、今回は小枝と枯草を拾ってきて、プチ炊飯にチャレンジしてみました。

枝を入れた状態。これでは多すぎました。

枝を入れた状態。これでは多すぎました。

プレートの上に二段に繋いだTiMNEYを置き、枯草を入れ、半分強の高さまで短く折った枝を入れて着火。すぐに火が回って、勢いよく枝が燃え始めました。
ロッキーカップに0.6合ほどのお米と水を入れてTiMNEYの上にセット。TiMNEYとロッキーカップはサイズがピッタリとフィットします。

。。。あーいかん、火が強すぎました。枝入れすぎでした。「初めチョロチョロ」にまったくなっていません。慌てて枝を半量ぐらい減らして火加減を調整しましたが、野外炊飯の初歩がわかってないですね。
火が落ち着いたところで、マニュアルどおり、側面の穴から長い枝をそのまま何本か突っ込んでみました。燃えたら少しづつ中に入れて行けばいいというわけです。

中パッパ状態(撮影のためにフタを外しています)。

中パッパ状態(撮影のためにフタを外しています)。

ピッタリフィットかつ煙突効果によって、ストーブとしての効率は十分に高い印象です。枝を減らしてもまだ火力が強く、数分でグツグツ沸いて吹きこぼれてきました。
でもここまではなんとか野外炊飯が進行していたのです。やらかしてししまったのは、だいぶ水が減って来て、そろそろ火を穏やかにしようと中の枝を抜く作業をしていたときです。

左上がこぼれたご飯。
1 2次のページ
生活・趣味
gearedの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。