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アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実

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posted by Jay Kogami

アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実

近年、コアな音楽ファンや若手を中心に人気再浮上中のアナログレコード。巨大なアメリカ音楽産業でも音楽ストリーミングサービスと並び、音楽好きを引き寄せるメディアとして高い注目を集めています。この人気復活のアナログレコードですが、実はレコードショップでは購入されていない事実が明らかになりました。

全米展開のセレクトショップ・チェーン「アーバン・アウトフィッターズ」(Urban Outfitters)が、アナログレコード販売では世界最大であると関係者が発言しました。

アーバン・アウトフィッターズのチーフ・アドミニストレーティブ・オフィサーのカルビン・ホリンジャー(Calvin Hollinger)は、

「アーバン・アウトフィッターズのお客さまにとって音楽は非常に非常に重要です。実際には、私達は世界最大のヴァイナルの売り場です。」

とアナリストとのミーティングで明らかにしたそうです。

Photo by tvol / CC BY

アーバン・アウトフィッターズでは、クリエイティブな在庫システムを店舗でのアナログレコード販売に導入しています。在庫をショップが抱える負担を避けるため、100以上のレコード販売業者とショップが在庫リストを共有することで、常に新しいアナログレコードを販売することが可能だそうです。

アナログレコードは、2013年には売上が610万枚を突破し、今年もその記録を上回ることが予想されています。

今年6月にはロックミュージシャンのジャック・ホワイトがアルバム「Lazaretto」のアナログ・リリースで、過去最高の新記録を樹立しています。

【関連記事】
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アーバン・アウトフィッターズがターゲットとするのは18歳〜28歳の都会の若者で、この層はアナログレコードはリアルタイムでは経験していませんし、CDよりもダウンロードやストリーミングで音楽を消費してきた層です。アナログレコードの人気復活を支えるのは、音楽をCDやダウンロード以外のフォーマットで体験したいと思う若者層と言われてきたトレンドを実証しているのがアーバン・アウトフィッターズです。

アメリカ以外でもイギリスやフランス、ドイツにも展開し400以上の店舗を運営しています。アナログレコードはすでにレコードショップで買われない。これもデジタル音楽時代となった現代の音楽ビジネスのシフトと言えそうです。

■記事元http://jaykogami.com/2014/09/9281.html

記事提供All Digital Music

Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
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