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アンダーグラフ デビュー10周年、渋谷公会堂で感謝のワンマン敢行

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アンダーグラフが9月22日に渋谷公会堂にて「アンダーグラフ デビュー10周年感謝祭〜僕らは変わらずに、変わり続ける旅をする2014〜」を行った。

開演時刻になり、赤い緞帳が左右に開くと、そこから真戸原直人(Vo)、中原一真(B)、谷口奈穂子(D)の3人が登場。それぞれアコースティックギター、ベース、タンバリンを手に、「1、2、3、4!」の谷口のカウントで1曲目の「ハローハロー」の演奏が始まる。

アンダーグラフをすごく近くに感じる、彼ららしい温かな幕開けに客席から大きな歓声が届けられると同時に幕が開き、サポートメンバーも加わった5人体制で、2曲目の「セカンドファンタジー」へ。そして「本日、10歳の誕生日を迎えました、アンダーグラフです!」と真戸原が挨拶。既に100曲近くリリースされたオリジナル曲の中から「パラダイム」や「真面目すぎる君へ」といったファンに愛され続けてきたデビュー初期のナンバーや、再メジャーデビューした今年の夏にリリースされた「明日は続くよどこまでも」や「旅する花の物語」なども交え、チェックのダークスーツに身を包んだ彼らが真摯に真っ直ぐに楽曲を届けていく。

後半、「ここでこんな話をするのは止めようかと思ったけど……。この10年、一番悲しかったのはメンバーの脱退です」と真戸原が正直に語る場面も。そんな時に救われたという「恋奏歌」から、その悲しみを振り切るような熱唱を響かせた「素敵な未来」の流れが、アンダーグラフのリアルなヒストリーを感じさせた。そこからは「ピース・アンテナ」や「ジャパニーズ ロックファイター」、新曲「パラドックス」など5曲を超ハイテンションなメドレーで演奏し、真戸原もステージを左右に激しく動いて客席を煽ると凄まじい盛り上がりに。

そして最後の曲は「僕らを幸せにしてくれた曲。この曲があったからこそ、みんなに会えました」と、デビュー曲「ツバサ」を披露。孤独と不安を鳴らすノイジーなギター、それでも前に進みたいと力強く叩きだされるビート。10年前と変わらぬ蒼さと切実さと、だけども10年分、積み重なった想いを乗せて演奏されると、客席からも大きな歌声が聞こえてきた。《旅立つ空に 出会いと別れ 青春の日々 全てを描き》というフレーズが晴れやかな祝福に変わる。この会場にいる全ての人、それぞれの「ツバサ」と共に歩んできた日々が交わるような、いい時間だった。アンコールでは2015年3月14日にグローブ座でワンマンライブが決定した事をいち早くファンに報告し、11月5日にリリースされるアルバム「やがて咲く花達へ」から「旅立ちの日」が披露され、最後の「心の瞳」まで全20曲、約2時間半のステージを終えると3人は晴れ晴れとした笑顔で「ありがとー!」と手を振った。彼らのこれまでの歴史とファンとの絆で紡いだ、素晴らしい一夜。アルバム「やがて咲く花達へ」で新たな音楽性を掴み、原点回帰のメッセージ・ソングを放つ彼らのこれからにも期待したい。

(text by 上野三樹)

リリース情報

アルバム「やがて咲く花達へ」
2014年11月5日発売
CRCP-40387 2,857円+税

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