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タバコを吸うと口内炎が治るって本当? 真相を専門医に聞いてみた

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「百害あって一利なし」。そういわれることが多い、タバコだが、タバコを吸うことによって、口内炎が治るなんてウワサを耳にした……。これは真相を調べるしかない!

体に良くないと言われているタバコ。実は口内炎の救世主なの?

そこで、ナカニシデンタルクリニックの院長を務める、歯周病学会専門医の中西伸介先生に真相を聞いてみた。

「タバコによって口内炎が治るといった研究成果はこれまでに発表されていません。タバコに含まれる成分のひとつ『ニコチン』と、口内炎に効くとされるビタミンの一種『ニコチン酸』の名前が似ていることから、そのようなウワサが生まれたのかもしれませんね」

ガーン……。では、逆に「タバコを吸うことで口内炎ができやすくなる」なんてことはあるのだろうか?

「現時点では、因果関係があるとは言えません。そもそも、口内炎はストレスやビタミン不足、傷口に菌が入るなどさまざまな要因があり、はっきりとした原因は解明されていないんですよ」

ちなみに、「タバコを吸うと歯周病にかかりやすい、歯が抜ける」なんてウワサも耳にするのだが……。

「毛細血管が収縮してしまうと歯茎の血行が悪くなります。すると、歯茎が傷ついたり、痛みがあっても気づかないなど感覚が鈍くなったり、虫歯の治療や、抜歯後の治りが遅くなることにつながります。タバコを吸うことは、歯周病に対する抵抗力の低下につながっているんですね」

歯周病は、悪化すると歯を支えている骨が溶けてしまい、歯がぐらつくことによって噛み合わせが悪くなったり、特定の歯に強い力がかかってしまったりなど、歯が抜ける原因にもなるそう。喫煙者と非喫煙者では、歯周病になりやすいのは喫煙者の方なのだ。

とはいえ、タバコを吸う、吸わない関係なく、きちんと歯磨きをしていなければ歯周病は誰でもなりうる病気。口内炎にも歯周病にもならないよう、毎日の生活習慣を見直して、清潔なお口で過ごすよう心掛けよう!

(田村里佳+ノオト)

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