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デング熱より怖い感染症 SFTSは死亡率3割、MERSは致死率6割

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 デング熱の流行が人々を不安にさせているが、デング熱以上に猛威を振るう感染症の危機が迫っている。

 これまで地球上になかった新しい病気が突然変異を起こし流行することもある。新渡戸文化短期大学学長で医学博士の中原英臣さんが言う。

「昨年日本でも話題になった、マダニを媒介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には注意すべきです。これは新しいウイルスで、2010年に中国で大流行しましたが、実際に病原のウイルスが見つかったのは2011年になってからでした。

 日本でも昨年流行してこれまでに85人が感染し、26人が亡くなって死亡率は3割にのぼっています。今のところ報告されているのは西日本だけですが、マダニは日本中に生息しているので、今後は全国に感染が広がる可能性があります」

 一方、従来からあったコロナウイルスが突然変異を起こして猛威を振るったのが中東呼吸器症候群(MERS)だ。

「MERSは中国で大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)と同じく、新種のコロナウイルスが引き起こす病気です。もともとコウモリやラクダが持っていたウイルスが突然変異して、人から人に移るようになりました。今は中東で広まっていて日本ではあまり話題になりませんが、海外渡航者が日本に持ち帰ればあっという間に広がる可能性があります。発熱、咳、息切れなど呼吸器系の症状が表れ、最悪の場合は呼吸困難で死に至ります。その致死率は60%とかなり高い。

 もちろんこれまでいわれてきた鳥インフルエンザやSARSがこの秋冬にまた流行することも充分に考えられる。すべての病気が日本に来る可能性があると考えていいでしょう」(中原さん)

※女性セブン2014年7月10日号


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