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まさにマニアの極み! 高校野球地方大会全3878試合のデータを紐解き、導き出された結論は!!

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 甲子園が終わって約半月。史上初の北信越勢全5校の初戦突破や、西嶋亮太(東海大四)の“超遅球”など、何かと話題の多かった今大会。その熱戦を振り返るべく、9月12日に『野球太郎No.011 高校野球2014夏の思い出号』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)が発売された。

 相変わらずマニアックな内容を誇る本誌。なかでも興味を引くのが、甲子園出場を懸けた全49地区の地方大会全ての試合を丹念に調べ、データ化するという気の遠くなるようなコーナーだ。試合数はなんと、合計で3878試合。この特集について、『野球太郎』編集部に聞いてみた。

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◎イニング別得点から導き出される考察とは?

 この特集「49地方大会パーフェクトデータ」では、全国で行われた3878試合(再試合含む、不戦勝は含まない)を徹底検証。数字の裏側に隠された情報を浮き彫りにしようと企画された。

 約4000試合近くのスコアを洗い出す作業は、考えただけでも気が遠くなりそうだ。しかし、その苦労の甲斐あって、興味深いデータが出揃っている。たとえば、イニング別の得点を調べると、地方大会全試合では、初回に得点が入ることが圧倒的に多い。その数は5014得点で、続いて3回に4635得点、4回に4492得点と続く。初回の入り方がいかに難しく、崩れやすいかがわかる。

 地方大会ではコールドゲームがあるため、終盤の得点が少ないのは当然だ。そこで、地方大会の準々決勝以降全試合のイニング別得点も集計してある。そこでも最も多く得点が入るのが初回の368得点。やはり高校野球は、先発投手の立ち上がりが勝敗のカギを握るのだ。

 ただし、先に紹介した地方大会全試合と比較すると、準々決勝以降の全試合を集計した場合では、5回に365得点、6回に350得点、7回に355得点と、試合中盤に得点が多く入ることが判明。打順が一巡、二巡した後、投手が疲れ始めてくるころに、試合が動くケースが多いといえるだろう。

◎ルーズヴェルト・ゲームは何試合?

 元アメリカ大統領フランクリン・ルーズヴェルトが「野球は8-7が一番面白い」と言ったことから、8-7の試合を「ルーズヴェルト・ゲーム」と呼ばれていることは、今春に放送されたドラマで有名になった。

 この特集では、地方大会全試合を対象に8-7の試合が何試合あったかを検証。合計31試合のルーズヴェルト・ゲームがあったそうで、多かった地区は南北海道と東東京の3試合、また、27地区では1試合もなく、やはり8-7の熱戦はあまりお目にかかれない、貴重な試合といえるかもしれない。

 日本高野連から発表された、今年5月現在の全国の高校野球部の部員数は、硬式の部員数は昨年より3224人多い17万312人で、1982年の調査開始以来、初めて17万人を超えたという。甲子園出場を懸けて、約17万人が演じた3878試合の地方大会。そのドラマは決して色褪せることはないだろう。

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