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驚異の130Mbps超えも! 東京タワーでCAの”爆速”を体感

目下、日本中のあらゆる場所で着々と整備が進行しているLTEエリア。1年ほど前の電波環境に比べると、各所での通信速度の向上には目を見張るものがあるが、auでは今夏より新たに国内初となる「キャリアアグリゲーション(CA)」という技術の提供を開始している。そこで今回は、今も昔も東京のランドマークとして親しまれている東京タワーで、このCAの実力を調査した。

はじめに、今一度、CAについてその仕組みを説明しておきたい。CAとは、LTEの次世代通信システムであるLTE-Advancedの主要技術の一つで、複数の周波数帯を束ねて使用することで品質向上を実現するサービスだ。KDDIで提供している800MHz帯と2.1GHz帯という2つの周波数帯にはそれぞれの10MHz幅の帯域があり、受信時には最大75Mbpsの通信ができるが、2つの帯域を合わせて使うことで、最大で150Mbpsのデータ通信を可能としている。さらに、片方の電波の速度が遅くなっても、もう一方の電波で補うことができるため、これまでよりもより安定した通信が可能になる。まさしく、キャリア(電波)をアグリゲーション(集束)することで実現した、次世代型の高速通信システムというわけだ。

【参考】「60秒でわかるキャリアアグリゲーション」動画

CA、驚異の速度に開発担当者も驚きの声

驚異の130Mbps超えも! 東京タワーでCAの”爆速”を体感

auでは、今夏のモデルから次々とCA対応機種をリリースしてきたが、今回はその”爆速”を体感すべく、CA対応機種の「Xperia ZL2 SOL25」と、比較対象としてCA非対応端末「Xperia™ ZL2 SOL22」を携え、現地へ赴いた。

朝から観光客でにぎわう東京タワー。まずは早速、人通りの多いチケット売り場前で調査を開始。今回は、速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使用し、ダウンロードスピードを中心に計測する。まずは1回目の測定。固唾をのんで結果を待っていると……なんと、対応機種の画面には早々に114.27Mbpsの数字が! これに対し、非対応機種は62.20Mbps。CA対応機種はおよそ2倍の測定結果が得られたことになる。

驚異の130Mbps超えも! 東京タワーでCAの”爆速”を体感
▲キャリアアグリゲーション(CA)対応機種で計測した場合

驚異の130Mbps超えも! 東京タワーでCAの”爆速”を体感
▲キャリアアグリゲーション(CA)非対応機種で計測した場合

驚異の130Mbps超えも! 東京タワーでCAの”爆速”を体感 

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しかし、通信速度は他のユーザーの利用状況などでも変わってくるため、常にこの速度が保たれているとは一概にはいえない。ところが、対応機種に関してはその後も125.25Mbps、そしてさらには131.54Mbpsという目を疑うような結果が叩き出された。「屋外の計測で、こんな数字は見たことがないかもしれない」と技術企画本部 モバイル技術企画部の中山典明も驚きの声を上げた。その後も、場所を移動し、敷地内の駐車場でも計測したところ、対応機種では平均して99.58Mbpsと、おおよそ100Mbpsに近い数字が出た。「極端に速度が下がる場面 もなく、通信も安定している」と中山は胸を張った。

auがCAの整備に真っ先に取り組んだ理由

2014年度12月末までには150Mbps対応の基地局を20,000局にまで増やす計画のKDDI。今年5月に、羽田空港で今回と同様のCA速度調査をしてからも、既存の基地局を改修したり、新たに増設し、徐々に多くのエリアでCAを使用した通信が可能となってきている。では、なぜKDDIは他社よりも早く、このCAの整備に乗り出したのだろうか?

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