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20年前から思考停止している人々(メカAG)

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今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

20年前から思考停止している人々(メカAG)

失われた10年、そろそろ20年か。当初こそ日本の「デフレ不況」は異常な状態であり、その原因を日本固有のものに求める傾向が強かった。終身雇用とか年功序列とかね。でもいまやデフレは欧米先進国も直面している共通の危機。先進国ならどの国もかかる病で、単に日本が最初だったというだけに過ぎない。

それがわかったのに、いまだ一度染み付いた思考から抜けだせず、日本は欧米と比べてここがダメだから行き詰まったのだと、この20年間ずっと堂々めぐりしてきた。肝心の欧米も日本と同じデフレ不況に陥っても、それをやめられない。

抜け出すための努力は必要だが、それは欧米との比較で答えが出るものじゃないだろう。むしろ共通項を探した方が答えに近づけるかも知れない。病気にかかった人とかからない人なら違いを探すのが賢明かもしれない。しかし病気にかかった人同士なら共通点を探すべきだろう。

馬鹿の一つ覚えのように「欧米と比べて日本はここが違うからダメなんだ」という思考が流行りだしたのも、デフレ不況からのような気がする。もともと欧米の真似をして追いつけ追い越せというのは明治からの流れではあるが、バブルの頃は逆に「日本は世界一進んだ社会だ、欧米は日本を見習え!」とか主張する人たちも出てきた。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とかね(笑)。それがデフレ不況で再発してしまった。しかもより深刻になって。

自分でゼロから工夫して道を切り開かず、欧米の真似をしてなんとかしようとする。この日本人の癖こそ唾棄すべきものなんじゃないですかね。なんで頭の切り替えができないんですかね。エイズも最初は同性愛者がかかる病気とか言われたんだよね。たまたま同性愛の患者が多かったから。結局同性愛とは関係ないことがわかったが。

日本だけがデフレ不況に陥ったから、日本と欧米の比較をして原因を探ろうとした。その意味が失われても一度始めたことから抜け出せず手段が目的化してしまう。

欧米を見習えとか、(国民幸福度の高い)ブータンを見習えとか、支離滅裂。しかも同じ人が両方主張してたりするから、笑ってしまう。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年09月17日時点のものです。

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